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兵庫県民として、今の斎藤知事に拘わるパワハラ問題やおねだり問題とそれにかかわる百条委員会の帰趨は気になるところだし、このまま県政が遅滞する事は迷惑千万な話だ。百条委員会での斉藤知事の釈明の骨子は3つある。
1,自分の言動は正しいが、いくら自分が優秀でも少しは間違う事がある。
2,自分の厳しい言動が、パワハラとして流布された事は残念な話である。
3,肝心要の人間的リーダー資質が欠落しているのに完璧だと自信過剰。
                     
僕達ほとんどの県民は、斉藤知事の言動を残念に思った。
1,県知事選挙で沈滞した井戸県政改革に期待して投票した事の不明。
2,いくら東大、総務省とりっぱな経歴で頭脳明晰でも人間性に問題あり。
3,結果として自〇した県職員への憐憫の情や懺悔の気持ちが全く無い。

大きな組織のリーダーとして一番大切な事は、見栄えや頭脳明晰さや経歴ではない。一番大切なことは、多くの優秀なスタッフが生き生きと働いてもらう環境を作る事だ。斉藤知事は自己愛が強すぎる。頭脳明晰なれど肝心要の心が歪んでいる。部下や県民や弱者を労わる人間性溢れる優しさが無い。

このまま県民の負託を受けていると錯覚して、崩壊寸前の選挙が怖い維新の会の支援を受けて知事の地位に縋り付いていても、県政が真面に行えるとは到底思えない。なんとか詭弁を弄して百条委員会を乗り切り、維新の反対で知事解任決議を阻止したところで、日本維新の会と共に沈没するのみだ。

ドジャースの大谷翔平選手は見栄えもいいし才能もある。この点は斉藤知事と同じだ。大谷選手は裏方にも目を配り、組織の活性化にも協力し、自分に厳しい。一方、斉藤知事は、部下に苛烈で、組織を沈滞させ、自分に甘い。
一度、禅寺にでも入って精神修養されては如何か?才能があるのに残念だ。


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