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スピード狂イーロンは未来を予見する

未来を予見する人は多い。日本では現下の大震災すら予測した出口王仁三郎、日本の行政機構の崩壊を予測した松下幸之助、遠い未来を予測すると狂人と呼ばれると達観し少し先の事業を展開した小林一三。そしてイーロンの事業の萌芽の蓄電池、ゴルフカートとしての電気自動車、ソーラーパネルを事業として興した井植歳男。しかし無能後継者により三洋電機は消滅した。死後も蘇生する事を希望した幻影の男ハワードヒューズも未来を予見した。

アスペルガー症候群疾患の天才イーロンは人に阿る時間と心を持たない事から学習や事業に邁進する事が出来る。物理脳を持つ彼は全ての経済的事象も物理学的現象も彼特有の美意識の元に具現化している。ステーブンジョッブスもアスペルガー症候群罹患者だったが独自の美意識の元に大小コンピューターを日本の工芸品技術も取り入れヒューマンインターフェイス化出来た。
基本的に天才とアスペルガー症候群患者は背中合わせの狂気の持ち主だ。

自家用ジェット機で移動し、ランボルギーニを大破させたスピード狂のイーロンは科学者でもあり物理学者でもあるが本質的には冒険者である。イギリスの バージングループのリチャードブロンソンもスピード狂だが創業資金をトランスアトランテイックレース(僕は彼とトランスパシフィックレースをしようと話し合っていた)の保険金でせしめて、コングロマリット創設に突き進み、今はバージンギャランテイック(宇宙旅行事業)も行っている。

さてイーロンは様々な部分んでタイとの関りもある。リチウムイオン電池のバッテリーパックはタイで行った。タイの洞窟に閉じ込められた12人の少年に小型潜水艇をスペースXで急遽作り、その上スーパーチューブ(地中深くトンネルを掘り高速で移動するシステム)用のボーリングカンパニーのトンネル掘削技術を生かして助け出そうとボランテイアで協力した経緯もある。
もっとも12人を助けた変態野郎にブチ切れて訴訟沙汰まで起こしてしまう。

ハワードヒューズ、イーロンマスク、リチャードブロンソン 皆が〇を恐れないスピード狂であり未来を予測する能力がある。残念ながら日本では未来予測能力の優れた事業者は搬出しているが、トランプが前大統領就任時にイーロンに述べた様に「天才は大事にしなければならない」という考えが乏しく、つまらない保守派や口先だけの馬鹿ボンボンがもてはやされ「群盲象を撫でる」で天才の芽を摘んでしまう。今後の日本は今まで埋もれて来た超天才が出現して、旧来の延長では無く創造的破壊をして立て直す必要がある。


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