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ieji

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帰り路に考えること、あれこれ。 これまでのiejiはこちらから💁‍♂️ http://necobanana0214.hatenablog.com/
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#毎週月曜日

逃げ出すくらいなら、自惚れろ

逃げ出すくらいなら、自惚れろ

梟谷vs狢坂戦、終盤。
木兎に対してコンプレックを抱いていた桐生が、一皮剥けるシーンですね。考えすぎてしまう性格の桐生から、珍しく強気なセリフが飛び出る場面です。

強い敵を前にして怖気付くくらいなら、自分を信じて戦いぬけ。といったところでしょうか。この言い回しが、ハイキューっぽくてとても好きです。

そしてこのふたりの表情。雑念がなくなり、お互いがお互いのことを認め合い、高めあい、ライバルとして

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まだ負けてないよ?

まだ負けてないよ?

雪ヶ丘中(日向翔陽)と北川第一中(影山飛雄)の試合。北川第一のマッチポイントで、日向がチームメイトに向けた一言です。

圧倒的な点差。相手のマッチポイント。でも、まだ負けてない。

勝機はほぼないことは関係なく、それだけが事実。そして、まだ負けてないから、(バレーボールという競技の特性も踏まえると)できることは「無限」にある。

ビジネスにおいて言えば、「負ける」ことってないと思うんです。「続けて

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強いの常態化だな...

強いの常態化だな...

腹に力を入れておく。そんな感じでしょうか。セル編序盤に精神と時の部屋から出てきた悟空と悟飯のような、ワンフォーオール フルカウルのような。

強さ火力を抑えて、恒常的に強さを巡らせておく感覚。

常に緊張している、とは違う、穏やかな断続的な強さで。緊張と違うのは、その火力を一気に引き上げられる点ですね。肩の力が抜けているから、その火力調整がスムーズに行える。

事業を育てるときも、似ている気がしま

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”俺たち”の強さは、ひとつなんかじゃない

”俺たち”の強さは、ひとつなんかじゃない

鴎台戦、”最強の囮”として覚醒をはじめた日向を見て、星海がひとりごちるシーン。ここでの”俺たち”は、低身長でバレーを続ける自分と日向はもちろん、高校バレーの仲間たちにまで範囲を広げているような気がします。

身長が高い方が有利とされるバレーボールにおいて、160cm台のふたりの強さはひとつじゃない。スタートアップを経営していても、同じことを感じます。

大手企業のブレストにギャルを派遣する「ギャル

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付け焼き刃やろ?

付け焼き刃やろ?

稲荷崎戦終盤。大耳くんが田中のインナーをシャットするシーンです。

田中のインターを「エグい」と認めつつ、「付け焼き刃」という評価をして見事に止めてみせる。彼が「本物」とする木兎と比較するセリフがこの後に続くので、それと比較してのことでしょう。

田中のインナーが「付け焼き刃」かどうかはわかりませんが、「付け焼き刃」が通用しないことは事業をやっていると痛感することのひとつです。サービスの設計やHP

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さすがに”飛び道具”ばかりじゃないねえ

さすがに”飛び道具”ばかりじゃないねえ

稲荷崎戦に、雲雀田が月島のブロックを見て笑うシーン。

日向影山コンビを”飛び道具”と表現し、堅実なブロックを見せる月島を見て”地に足ついてる”という意味で発した言葉だと思う。

ブランドをつくる時にも、同じことが言える。派手で煌びやかな”天守閣”ばかりが目立つし、それがアイデンティティのようにも見える。しかしその”天守閣”も、一階やその下の基礎(城の場合は石垣など)がなければ、成立しない。

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だからもう一回、トスを呼んでくれ!!エース!!!

伊達工との練習試合のシーン。初めて読んだときは何も思わなかったけど、改めて読むと沁みますね。

「もう一回呼んでくれ」という、期待。プレッシャーともいえるこの言葉をかけられる関係性がどこか羨ましいです。言われる側にしても、これ以上嬉しい言葉はないはず。「もう一回挑戦しろ」「俺を頼れ」と仲間にいられるんですから、奮い立たないわけがありません。

西谷から東峰への期待と信頼を裏付ける「エース」という呼

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【新メンバー募集】保護猫の可能性、彼らを愛する人の可能性を信じてる。(株式会社neconote)

【新メンバー募集】保護猫の可能性、彼らを愛する人の可能性を信じてる。(株式会社neconote)

ごあいさつ

はじめまして。株式会社neconote(ネコノテ)代表取締役の黛(マユズミ)と申します。当社は全国の保護猫団体様と提携し、保護猫活動の”自続性”を高めていくことを目的に事業を展開しています。

一般的なNPO支援団体や保護猫団体と比べて特徴的なのは、目的を果たす手段としてビジネスを選択しているという点です。

非営利でもなければ、富を築くためでもない。「なにがしたいの?」と聞かれるこ

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好きな漫画家さんと仕事でご一緒できた話

好きな漫画家さんと仕事でご一緒できた話

とある日の、1時間後に大事なピッチが控える11:30。こんなツイートを見つけてしまった。

『言葉の獣』という漫画で知った推しの漫画家『鯨庭』さんが、動物チャリティーグッズの絵を描きたがっている…だと!?

ちょうど『neco-note shop』の準備を進めていたこともあり「これは声をかけるしかない」と直感で感じた僕は、1300文字程度のラブレターを一気に書き上げました。ファンであること、nec

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ここまでの、俺の”取るに足りないプライド”はどうだい

ここまでの、俺の”取るに足りないプライド”はどうだい

なにがいいって、「ここまでの」なんですよね。及川は謙遜なんてする性格じゃないので、これは「これからもっとすごくなるけど」って意味が込められてると思うんです。

そして、牛島の返しがたまらないですね。お互いの”取るに足りないプライド”を捨てて、心からお互いをリスペクトしている関係性が美しいです。

この”取るに足りないプライド”、誰にでもありますよね。正しくは、誰しもが持っていたはず、です。でもそれ

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