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積み重なる日々の短歌2409

エアロのちコンバットのち千泳ぐ。泥のように眠るであろうか

タブレットで読みつつバイク漕いでみた。文字との距離がとおいようだ

夕暮れにYRまで散歩してビールを四本二人で呑んだ

タイガース2位が確定したらしい。勝負強さに欠けていたなあ

安穏な九月が終わりに近づいてきた。むさぼるように本読み過ごす

BSのゲラの準備を終えたけど難儀な日程指し示される

新宿から十分乗ったドアの外。虫の世界が広がっていた

一昨日の疲労を少し感じたが千も泳げて気分高まる

MさんとCさんとともに食事した。呑むというほど呑まぬから「食事」

昨夜より急に涼しい風が吹く。ようやく秋が訪れたかな?

雨が降る、大雨降るといいながら、雨が降らない。本日もまた

連日の三十度超えに身体がやめてやめてと泣きついてきた

「今日の料理」「オレンジページ」が使えるのは編集視点があるからだろう

キュウリ苗育っているがひょろ長い。ネコブ病のせいではないか

期待したSヶ丘の古書市に立ち寄ったけど何も買えない

夕方に墓参りへと出るはずが雷雨予報で繰り延べとする

図書館にいかねばならぬと思いつつ猛暑を恐れ読書している

読むべき本選択しつつ借りるけどその選択は時に誤る

咳したらどうしようかと思いつつエアロに出るが咳は出ない

義母納骨遠慮したけど縁なのか。真下の川で土左衛門上がる

この川で土左衛門を見たことは何回あったろう?十回以上か?

発声はしにくいものの喉の腫れややましである薬のせいだ

悪化して回復に時間かけるより薬でなんとか抑えるべきだ

平熱に戻ったことを確認し畑に向かうキュウリとるため

畑での作業は軽く済ませたが特に体調悪いと思わず

地下鉄で咳止まらなくなったので水を買うためにいったん降りた

帰宅して体温測ればまた微熱。ロキソニンを半錠ずつのむ

朝起きても体の具合は悪いまま畑にいかねばならなかったのに

入稿を済ますと何かだるくなり発熱している自分見出す

本日や明後日歯医者の予定などキャンセルののち静かに過ごす

体温は7度台を推移する夕方に向けて8度に近づく

入稿を準備するためゲラを読む。図表と約物丹念にみる

タブレットで本読むことに慣れてきた。国会図書館わが書庫となる

隣接の二つの区立図書館で、借りる、返すをなんとか終える

ダイコンの播種はおおよそ奏功し、キュウリの子蔓も伸び出している

初めてのタブレット端末入手する。これでわたしもタブレットJ

ホッピーでハッピーになりハイボール過度注入した翌朝である

谷沢のあの「紙つぶて」は読ませるが、上から目線の毒にはうんざり

オホキミはいないほうがいいとおもう。せめてヤマトで静かに暮らして

デモクラシーを土民生活と意訳したアナーキストの感性が好き(石川三四郎)

ダイコンの主根は播種後数日で、土深くまで伸びているとか

「知の巨人」。今では過小な存在も昭和は群れなし闊歩していた?

「散文を書いたほうが読まれる」と言う人に問う。「読まれる」とはなに?

Cさんの検査結果は良性と聞き安堵する。母を重ねた

阪神も詩も愛するけど仲間とか、さほどほしいと思わないんだ

ダイコンの種をまくため高畝を作ったのちの腰のダメージ

読書には教養なども必要だ。「だからマッチョ」という人の闇



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