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大切な人との死別による「心の痛み」を和らげる3つの習慣
「夜、1人になると涙が止まらなくなる…」
「何をしても心が晴れず、毎日が重たく感じる…」
「どうやって生きていけば良いの?と考えると胸が苦しくなる…」
この記事を見にきてくれたあなたはこんな気持ちを抱えたことがあるかもしれませんね。
私自身27年前、20歳の時に両親を相次いで自死で亡くしました。
心の奥深くがえぐられるような痛みを抱え、しばらくの間、前に進むことができませんでした。
だから、大切な人を失うことが、どれほど深く心を傷つけるのか、少しは理解しているつもりです。
私は心理カウンセラーではありません。でも、自分の経験を通じて学んだことがあります。
この記事では、その中から「心の痛み」を少しでも和らげるために、私が試してみて効果を感じた3つの習慣をお伝えします。
どれも簡単なものばかりなので、気軽に試してみてください。
きっとあなたの助けになるはずです。
1. 体を温める 〜 温かさが心を緩める 〜
「体を温めることが、心の痛みに効くの?」と疑問に思うかもしれませんね。
でも、寒い日に暖かい飲み物を飲んでホッとしたことはありませんか?それと同じように、体の温かさは心にも影響を与えます。
人は体が冷えると緊張して不安な気持ちになります。
そして、体が温まると緊張がほぐれて心にも余裕が生まれます。
このように、体を温めることは心の安定につながります。
とくに悲しみや不安を感じている時は意識的に体を温めることで、心を安定させることができます。
私が試して効果を感じた方法はこちらです。
・できるだけ体温以下に冷えたものは飲食しない
・夏でも腹巻き、ズボン下、レッグウォーマー、靴下2枚履き
・就寝中でも腹巻き、ズボン下、レッグウォーマー、冬はダウンベスト
・夜は湯船に浸かってしっかり体を温める
・軽い体操(イス軸法、スワイショウ)で体を温める
夏に靴下2枚履きや腹巻き?と驚かれるかもしれませんが、多くの日本人は体質にあわない西洋人の服装をして体を冷やしています。
特に、体操はモヤモヤした気持ちが体から抜けていくようで、とてもおすすめです。
これらは私自身が実践して効果を感じた方法です。
体を温めることは簡単ですが、心を安定させる強力な味方になります。ぜひ、試してみてください。
2. ジャーナリング 〜 悲しみを心身から出す 〜
誰にも見せない自分だけのノートを用意して、思いのままに気持ちを書き出してみましょう。これを「ジャーナリング」といいます。
何を書いても、どんな書き方でも構いません。大事なのは、頭の中をぐるぐる回る感情を紙に吐き出すことです。
ジャーナリングのポイントはこちら。
誰にも見せないノートだから、正直な気持ちを書けます
字が下手でも殴り書きでもOK。きれいに書く必要はありません
書き終わったら、心の痛みが少し和らいでいるかもしれません
さらに慣れてきたら、大切な人に宛てた手紙を書く「ライティングセラピー」に挑戦してみてもいいですね。
私自身、大切な思い出を言葉にしたり写真集を作ったりすることで、亡くなった両親と対話しているような気持ちになりました。
書くこと表現することは、心を癒す不思議な力があります。ぜひ試してみてください。
3. 信頼できる人とつながる 〜 1人じゃないと感じること 〜
悲しみを抱えているとき、誰かと話すのが怖くなることもありますよね。
でも、実は人とのつながりが、心を支える大きな力になることがあります。
「私だけじゃないんだ」と思える瞬間が、心を軽くしてくれるんです。
私自身、両親を亡くしたときに親友の存在に救われました。
一緒にいてくれる人がいるだけで、どれだけ助けられたかわかりません。
すぐに始められることはこちら。
同じ経験をした人の本やブログを読んでみる
信頼できる友人と短い会話をしてみる
グリーフケアのグループに参加してみる
人と気持ちを分かち合うことには、不思議な力があります。一歩踏み出せそうなら、ぜひ試してみてください。
まとめ ~大切なのは、無理をしないこと~
体を温める
ジャーナリングで悲しみを吐き出す
信頼できる人とつながる
これらの習慣は、あくまで「気が向いたときに試してみる」ものです。
無理をする必要はありません。
その日の気持ちにあわせて、できることから少しずつ。
それで十分なんです。
悲しみの深さは、その人を愛している証でもあります。
だから、無理に「早く立ち直らなきゃ」と思う必要はありません。
泣きたいときは、泣きたいだけ泣いてください。
そして、あなたのペースで進んでいってください。
もし今、どうしようもなく辛いと感じたら、カウンセラーや専門家に相談するのもひとつの方法です。
1人で抱え込まなくていいんです。
きっといつか、心の痛みがなくなる日が来ます。
そのときまで、どうかご自身を大切にしてくださいね。
PS.
個人的にはかなり実用的なノウハウを書いたつもりだけど、いま悩んでいる人に届いているだろうか?
もしこの内容が役に立ったり、「もっと詳しく知りたい」と思ったら、ぜひコメント欄で教えてくださいね。
コメントがあれば、さらに深掘りした内容をお届けしようと思います。