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40歳で年収1000万円超の家業を辞めた話。


祖父の代から続く運送会社。

祖父、父ともに亡くなり、いまは50歳の兄が社長を務めている。

私は現在47歳で起業・副業をサポートするコンテンツ販売の専門家として、やりたいことをして生きている。

27歳から40歳までの13年間は、家業の運送会社でお世話になった。

深夜に荷物を運ぶ運転手をした。

労働組合との折衝窓口もした。

人事総務部の仕事もした。

最終的には年収1000万円超でほぼ自由に経費を使える身分。

自分がそれだけ会社に貢献しているとは思えない恵まれた待遇。

でも、31歳で初めての子供を授かった頃から、この会社で過ごすことは自分を牢獄に閉じ込めているようなものだと感じ始めた。


それはなぜか?

自分のやりたくないことをしているから
自分のやりたいことをやるのに周りの許可がいるから
楽しそうに生きている人がいない環境だったから

そして、生まれたばかりの娘を見ているとこんな疑問を持った。

俺はこの子に「楽しく生きていく力」を渡せるのだろうか?


いまの自分には無理だし、この会社にいたんじゃその力は身につかない。


かといって、何をして生きていけば良いのかわからない…。


俺は31年も生きてきて、自分で生きる力もないのか。

まずは時間を作って、少しづつで良いから「心からやりたい」と思えることをやろう。

そんな風に、私が主人公として生きる日々がはじまった。



PS.


私を主人公にしてくれた長女は14歳になりました。

この子の誕生とともに、私も生まれ直したのかなと思う。

あいかわらず試行錯誤は続いてるけど、あの頃よりはずっと楽しいよ。

ありがとう眞綾。





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