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「てがきの時間」で心と暮らしの調和から見つける自分らしさ
自分らしく生きたい…
これは私が8年前に切実に願っていたことです。
当時の私は2歳差姉妹の母で、自分が持っている資格やスキルを活かした働き方を選びたいという想いから、アロマセラピーの資格と大卒で入社したエステで培った美容知識とマッサージスキルを使って、おうちサロンやワークショップ、健康・美容食品を広める仕事に時に子供連れで挑戦していた時期でした。
仕事が思うように上手く行ってないな…と悩みを打ち明けた相手に言われた一言で私はいっきに闇落ちすることになります。
あなたらしくやればいい
私らしいって何だっけ?分からない…誰か教えて…
その瞬間に胸のあたりが息苦しくなった感覚を今でも思い出します。
私の好きなものは何だっけ?得意なことは何だっけ?
自分のことが分からないというのは、たぶんこれまでの中で一番苦しいことだったと思います。
私はそこから早く抜け出したくて、光を見つけたくて、
好きなことを仕事にしているという女性起業家さんの本を何冊も読みました。
その本の中にはたいてい書き出しワークというものがあって、
本当に書けない…質問の答えが出てこない…見つからない…
でもここをクリアしないと私はいつまでも自分のことが分からないまま苦しい…それは嫌、怖い、不安。
抜け出そうと動けば動くほど沼にはまって沈んでいく感覚。
自分を見失い苦しい期間でした。
「書く」ことを始めたきっかけとその効果
そこから一歩抜けられたきっかけが自己肯定感を上げる講座で知ったビジョンボードと感謝&誉め日記です。
今は手帳やノート、デジタルプランナーを使って毎日書いていますが、当時はまだ毎日ノートを書く習慣はなく、手帳もスケジュール管理のみ。
感謝&誉め日記の専用ノートとして1冊新しく用意し、3ヶ月間の講座終了後も継続して丸々1冊書ききりました。
初めは書くことが全く浮かばず苦戦。続けることができたのは講師の方の毎日書いて写真送ってね!という緩い強制力が働いていたことと、送ったものに対して必ずフィードバックをしてくれたこと。
おかげで書く習慣がなかった私でも毎日書き続け、ノート1冊書ききれたことに自信も達成感も感じられました。
その後、逆算手帳から手帳やノートにどっぷりはまり続けているのは、この経験からだいぶ月日が経ってからになりますが、書けば変わると体現できたこれがスタートかもしれません。
自身や自尊心が底辺だった私が、自分を誉めること3つも書くなんて初めは苦行でしかなかったのに、ノート1冊書き終える頃には誉めポイントも感謝も3つなら余裕という状態まで変わりました。
その後、私は夢を叶えるために逆算手帳を使い始め、あれよあれよと手帳沼にはまり、今はノートも使って毎日てがきの時間を楽しんでいます。
どんなことを書いている?
手帳沼に足を突っ込んでから7年、私は飽きることなくいろいろな手帳を試し続け、バレットジャーナルをはじめとするノート術も研究。
手帳やノートにたくさんのことを書いてきました。
ここでは書いている内容をご紹介していきます。
書いている内容(2024年版)
手帳:スケジュール、行動記録、SNS更新記録、今月のテーマ、Being、理想の1日、マンダラチャート、やりたいことリスト、ビジョンボード、時間管理のマトリクス、人生の輪
ノート:バレットジャーナルマンスリーログ、デイリーログ(日記)、感情ログ、今月の予定に先に感謝、お金管理ログ、ミーニングノート、読書ノート、モーニングページ、1ヶ月の感謝、今月の振り返り、感謝日記(デイリー)
デジタルプランナー:デイリー設計、ハビットトラッカー、ガントチャート(プロジェクト管理)、ムードトラッカー
上記が7年間の試行錯誤で今年安定して書いていた内容です。他に、感情ジャーナリングや今日の感謝10個も昨年は毎日書いていました。
もちろんこんなにたくさんの項目を初めから書いていたわけではありません。手帳やノートを書きたい人全員に全項目が必要だとも思っていません。自分に合った項目をカスタマイズすることで手帳やノートを自分の相棒にすることができます。
「書く」ことを伝えたい理由とビジョン
私は自分のことを知りたい、自分らしく生きたい、という想いから手帳やノートに書くことを始めました。
自分はどうなりたいのか?自分の夢は何なのか?たくさんのワークを通して自己対話を続け自己理解を深めてきました。
おかげで自分が何を望んでいるのかは手帳やノートを通じて分かり始めましたが、自分らしくについてはまだモヤモヤが残っていたのが昨年です。
そこで知ったのがヒューマンデザインという生まれ持った素質が分かるツールです。魂の設計図とも呼ばれています。
このヒューマンデザインからの一番最初の気づきは感情でした。
私はこれまで感情を抑えて生きてきたことに気づき、それが限界に達していると思いました。
これを機に感情を起点にしたジャーナリングを取り入れ始めたところ、今年また大きな転機(チャンス)が訪れています。
夢を叶えたい、人生をもっとよくしたい、という想いは素敵です。
私もこの想いでこれまで手帳やノートを活用して行動に移してきました。
私が手帳を活用し始めたきっかけは自己理解でしたが、手帳活用を続けているうちに、夢の実現や目標達成するための行動ばかりにフォーカスしても日々の生活が整えられていないとスムーズにいかないことが多いと気が付きました。
毎日の生活、日々の暮らしをいかに整えるか、暮らしの中で自分の体や心の状態をいかに整えるかが重要だと今は感じています。
感情や思考の整理をすることで日々の心と体のケア「暮らしの調和」が進むと自然と自己理解に繋がり、夢や目標も自然の流れで出てきます。
これからやりたいこと
私は今、「てがきの時間」というブランドを作りたいと考えています。
暮らしの中に書く時間が当たり前にある人が増えるといいなという想いからです。
書く時間は自分自身に目を向ける時間です。
外側の世界に反応している状態から自分の内側に自然と意識をむけられるようになるのが手帳やノートを書く「てがきの時間」です。
書くと気づく、書けば分かる。
手帳やノートを書こう!と言うと、日記書くの?と返ってきますが、書く内容は日記だけではないし、日記の書き方も1つではありません。
ノートは特に自由度が高いので、何をどのように書いたらいいのか?今の自分に合った書き方が分からないだけです。
書くことはたくさんあります。
暮らしのこと、お金のこと、仕事のこと、時間のこと、人間関係、そして大本の土台となる自分自身のこと。
このnoteでは、手帳やノートを使って日々の心と体を整える「暮らしの調和」から自分らしく生きるスタートガイドになるような発信をしていきます。
また、シーズン的なテーマも折り込み、年末には一年を振り返るためのワークや、新年の目標設定のためのヒントもご紹介していく予定です。
内面的な自己成長から自分らしく生きたい人へ
日々の心と暮らしを整えるというのは、夢を叶えるに比べると一見地味で華やかさに欠けると思われるかもしれません。
私自身がそう感じていた時期がありました。
日々の生活よりも夢を叶えた華やかな未来に目を向けていたい。
ただし、そればかりだと現実とのギャップに落ち込む日々が続いてしまいます。私はまだまだ足りてないと。
ギャップを埋めようとして足りないものを補おうとする。
しかし、夢を叶えるのに必要なのは無理で苦しい頑張りではありません。
自分の素質を理解し、受け入れ、自分の中心(コア)に戻って自然体で流れに乗ること。この流れは日々の生活の中にあります。
日々の生活を営む自分自身を整えるには「感情」を起点にするといいということを手帳やノートを書くこととヒューマンデザインを通して体現してきたのです。
共に成長し、応援し合える仲間と感情と思考を整えて自分らしく生きていきたい方を私は全力で応援しています!