生きている鳥取砂丘
鳥取砂丘は生きています
砂丘ビジターセンターのガラスに
こう刻まれていました
人生初の鳥取県
鳥取砂丘を散策したい
備忘のために(なるべく簡潔に..)
記します。
注)砂丘に関する説明は
鳥取砂丘ビジターセンターの展示物を参考にしています。
馬の背・オアシス・スリバチ
長い歳月をかけてできた日本最大級の砂丘は、千代川(せんだいがわ)によって日本海から運ばれた多量の砂が沿岸流や波によって海岸に打ち上げられ強い風により乾燥して内陸へ運ばれ形成されました。
国指定天然記念物の指定地であり
東は鳥取市福部町岩戸から
西は白兎海岸までの広い範囲に
のぼります。
まず砂丘入り口で
馬の背
と呼ばれる隆起した砂山が目に入ります。鳥取砂丘の主役であり観光客のほとんどは馬の背を駆けのぼることでしょう。行き着いた先に見える日本海の景色は格別です。
この日は前日が雨だったため、午前中は雲が多く残っていて砂丘と空の境目がはっきり分かるような写真は撮れませんでした。それでも、風にそよぐ日本海は美しくしばらく佇みます。
鳥取砂丘を散策すると靴に砂が入るという口コミは運よくハズレました。砂丘訪問の前日が雨の場合、砂が水分を含んで固くなっているので歩きやすいメリットを体験しました。
次の散策ポイントはオアシスです。馬の背の南側にあり、季節によって現れたり消えたりします。オアシスの地下6〜7mには火山灰層があり砂が沁み込んだ水が溜まり「宙水(ちゅうすい)」を形成しているそうです。冬季は降水量が増えて地下水面が高くなり水が地表に沁みだしてきます。
さいごに散策するのはこちら
風・水食によって形成された馬蹄形の凹地(俗称スリバチ)です。
馬の背、オアシスを経由してスリバチへ歩きすすめていくと、心地よい疲れと共に起伏の大きい雄大な自然を踏みしめている感動が訪れます。
スリバチの近くには植物が生き生きと根を下ろしていました。
涼しい風のしらべ
風紋が見えます。
鳥取砂丘は昭和30年に天然記念物に指定され、昭和38年には国定から国立公園へ昇格しました。その当時は保護区域が146haあったものの次第に草原化がすすみ現在は131haの面積へ縮小しています。ボランティアの方が除草をしてくださっているそうで頭が下がります。平成14年には自然公園法に基づき工作物や広告の設置は不可、土砂を採取したり木材や動植物の捕獲は厳しく取り締まられます。(罰金あり)
鳥取砂丘は本格的な発掘調査がされておらず観光客が思いがけなく古のお宝に出会うことがあります
私は残念ながら''お宝"には出会えませんでしたが、これから砂丘へ行く方が新たに発見をされてニュースで朗報を聞く日を心待ちにしています。
さて
気分よく砂丘を散策したあとは
腹ごしらえ
運良く誰もいなかったのでカップルシートを陣取りました。ここから砂丘入り口を眺めながら休息できる素敵なエリアでした。
鳥取和牛バーガー
二十世紀梨シェイクともに大変旨し!
この2つを注文して2,000円くらいするのですが、観光地が今よりもっと栄えるために喜んでお支払いしたお値段。梨の果肉もゴロっと入ってます。
タカハマカフェの並びにあるカフェ/さんかく氷で特大かき氷も食べました。ソースはプリンの味、かき氷の中には丸ごとプリンが入っています。
カラメルソースは砂丘にちなんで粒状にフリーズドライという粋なアレンジ。食べきれるかな..とは全く思わず、ごく普通に一人でペロっと完食しました。(隣の若いカップルは一つのかき氷を二人でシェアしていてアオハル中)
ランチ後はロープウェイに乗ったり砂の美術館へも足を運びました。砂像はオリンピックにちなんでフランスがテーマです。世界的に有名な砂像彫刻家が砂と水のみで作り上げる一期一会の芸術。会期を終えたら砂像は崩されます。
鳥取砂丘および周辺地域は見どころ食べどころが沢山あります
2025年の大阪・関西万博に
鳥取ゾーンが出展予定で絶賛準備中
多分これからインバウンドが
もっとくる〜
Junko Summer