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膝|エンプティネスト|フォーカス
気づいたら、左右の膝関節の形がわずかに違っていました。
左側の方が、少し横に出っ張っているような。
なので、膝を意識をして1日過ごしてみました。
歩く時は、両足を同じように動かすので『膝』だけを意識をすることは難しく、ヨガの片足を使うバランスポーズから始めてみました。
右脚はしっかり、膝小僧の周りも意識してバランスをとることができるのですが、左脚は・・・できない。
バランスは取れるけれど、自分が思う「普通」ではないのです。
元々、関節に柔軟性がある方で、特に肘や膝は、必要以上に反ってしまう傾向があります。なので、反対側に曲がってグキッといってしまうかも、という恐怖心もあり、安心して、膝に重力をかけるのが怖かったのです。
でもなぜか左だけ… 色々因果があるのでしょうが、今治療中のリウマチと関係するのかもしれません。
でも、暗示をかけるように自分に語りかけました。
(アファーメーションやセルフトークとも言いますね)
大丈夫、関節が怖いのは分かった
でも、その周りには筋肉や靭帯もあるから
膝関節は守られているから大丈夫、大丈夫
そして落ち着いて、まず足の裏、足の甲、足首、脛の周り、ふくらはぎ、膝、膝の周り、太もも、腰骨をゆっくり確認して行きました。膝関節以外に、フォーカスしていったのです。
そうしたらちゃんと、思う通りに膝を伸ばせるようになりました。
どこにフォーカスをするのか
で、大きく結果が変わるという体験です。
今年の9月に娘が大学に入学し、寮生活を始めました。
友達や先輩ママさんから、「子供が家を出ちゃって寂しくない?」とよく聞かれます。いわゆるエンプティネスト(空の巣)症候群のことです。
子どもが成長し巣立って、巣(家)が空っぽになってしまったことが、一種の喪失体験となり、寂しさなどを感じることを空の巣症候群といいます。精神医学的にはうつ状態、うつ病の一種であることが多いものです
寂しくない、と言ったら嘘になるし、娘が毎日家に帰ってこないのを虚しく思う時もありますが、そこにフォーカスすると、もっと寂しさが増していきます。
寂しさや怒りなど、ネガティブな感情をずっと持ち続けることは、熱いストーブに手を乗せているようなもので、考え過ぎると、どんどん火傷が酷くなっていくように、ネガティブさもどんどん深刻化してしまうのです。
でも、毎日のように新しい人に出会い、興味のあるクラブに入ったり、勉強をしたり・・・そんな刺激ある生活を送っている娘を応援し見守ることが、今の母親としての仕事だと思っています。
なので、ここまで健康に育ち、親から自立できるまでになってくれてありがとう、今までお世話になった周りの方達やご先祖さま、ありがとう、という方にフォーカスしています。
本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。決して一人で大きくなった訳でもなく、親の力だけでもなく、たーくさんの偶然と導きがあったからこそ、今のわたしたちが存在するのです。
あとは・・・ここまで娘の面倒をみてきた自分も、よく頑張ったぞ!と、ねぎらっています。笑
(実際に、毎日涙する方もおられるので、悲しみから早く抜けられるといいなと思っています)
これもどこにフォーカスするかの体験です。
寂しさにフォーカスするか、子供の成長を喜び感謝の気持ちにフォーカスするか。
それによって、日々の精神状態が大きく変わります。
言うが如し行うが難し・・・練習すると、筋肉がついていくように上手くできるようになる気がします。
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