ケルト十字法は、たった3列の「スリーライン」で読む!
ケルト十字法は、顕在意識と潜在意識がハッキリと現れていて、確信をつくアドバイスが得られます。カードの読み解きが複雑になるため、なかなかできないという人もいるでしょう。
そこでもっと簡単、シンプル且つ的確に読み解きするコツをご紹介します。
3列、スリーラインを意識する
まずはケルト十字法の展開です。
※一例ですので普段採用している自分の展開に置き換えて読み進めてください。
①現在
②キーカード
③顕在意識(建て前)
④潜在意識(本音)
⑤過去
⑥近未来
⑦質問者の状況
⑧周囲の状況
⑨質問者の能力の限界
⑩最終予想
3列のスリーラインこちら。
第1赤ライン
横にならぶ⑤①②⑥の過去から近未来にかけてのライン(赤ライン)です。このラインは過去の状況や現在の状況、そして近未来に起こる可能性を表しています。
その問題がどのようにして発生したのか、現在その問題がクライエントにどのような影響を与えているかなどを読み取ります。
「過去にこうでしたね、今はこのような状態ですね」とクライエントの目の前の事柄ではなく、気づかれていないバックグラウンドを読み取り、今後どのようにそれが関わってくるかをリーディングしていきます。
第2.青ライン
縦のライン、③①②④の顕在意識と潜在意識がどのように現況に影響しているかを読み取ります。
また2つの意識のギャップにも注目していきます。
本音と建前が解決にどのように作用していくか読み取ります。
第3.黄ライン
④⑥⑩の斜めに走るラインです。
こちらは潜在意識が近未来、最終的な見解に向かってどのようになるか、潜在意識が表面化してくるのか(本音がどのように作用してくるか)を読み取ります。
このように、10枚のカードを、一枚一枚読み込むのではなく、たった3列のラインを中心にリーディングしていけば、ケルト十字法が苦手でも抵抗なく効率よくリーディングが出来ていきます。
ケルト十字法はスリーカード、ヘキサグラムなど様々な展開法の要素を含んでいます。
てっとりばやく言ってしまうと、
ケルト十字が使えれば、他の展開法も不自由なく読み解けます。
参考にして練習してみてください。
タロット占い師/絢子
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