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わたしにとっていいのはなんだろ

師走に入り、世の中が一気に年越しムードです。
マヤ暦ラジオをしたり、目下マヤ暦を採用中のわたしからすると、まだ一年の真っ最中。前半が終わらないくらいのタイミングなので「よいお年を」と言う気になれなかったりもしいます。

そもそも暦ってなんだろう。
一緒にマヤ暦ラジオをしているみこしさんは、カレンダーと言う語は税金の取り立てから生まれたと説明します。朔日(ついたち)を意味するcalendaeから派生していて、帳簿をつけたりすることに使われたツールが現在の暦に発展していて、日々の予定や時間の記録をするのに使われ様々な暦が存在しています。

日本が採用しているのはグレゴリオ暦。西洋諸国が使っているものを明治維新後1873年に1000年使っていた太陰太陽暦から移行しました。
太陰暦は月の満ち欠けワンセットでひと月、350日くらいで12か月となるので季節にずれが出てくるとうるう月を配してその年は13か月として調整するといったものだそう。

農業をや漁業をする上でも暦は大切で神宮暦などが指標とされたりしていたそう。

奥深くてまだまだ分からないことだらけですが、どうやらいろいろな目的で時間の区切り方があるようです。

グレゴリオ暦は何か力が働いている印象があり、欲を駆り立てるものだという人がいたり、数字の並びとして美しくないという話も聞いたことがあります。自分自身としては欲が止まらなくなっているとか数字がどうのともわからないのですが、西洋諸国のものであれば白人社会に合うもので日本にはどうかなと思います。和時計の考え方がとても好きなので、人間の都合で時間の枠を決め自然を後回しにする西洋式に抗いたい気持ちもあります。

暦でも自分にとって何がいいのか考える。
自分好みの洋服を選ぶように。
と言うわけで、自然な感じのする13の月の暦を使っています。
もちろん人と約束できないと大変なのでグレゴリオ暦と照らし合わせています。

考え方もそう。
今「論語」や「老子」を仲間と会読しては、自分にこびりついている儒教思想を客観的に知り、自分に必要なのか、合うところはこんなところだなどと考えることが増えました。

人との付き合いもしかり。
みんな違ってみんないいわけで、みんな自由を忘れそうな自分にあなたも自由と言ってみたり。

よかった、ありがとう。


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