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ボンフェス、元気な人たち〜種まきから1年

最寄り駅はどこかと尋ねられると浦和と答えます。
浦和の隣は北浦和、うちはほぼその真ん中にあります。どちらの駅に行くのも同じくらいの時間。
どこに住んでいるかと聞かれても回答は「浦和」

昨日は北浦和界隈で「ボンフェス」というイベントがありました。
ボンフェスは街を元気にするため活動しているせこぐちまりかさんの呼びかけで数十の北浦和のお店やレストランが参加、それぞれの場所でボンフェス企画をするというもの。毎年11月3日に行われているようで、15回目でした。去年偶然このイベントを知人が出店することで知り、ちょろっと行って買い物をしました。思えばこのボンフェスでせこぐちまりかさんを知ったのでした。そうだった!今気がつきました!去年の昨日は種まきの日。

広い範囲でいろんなお店が参加
それぞれのお店の特色がわかる


今年2月、市議選に立候補するため事務所を構えたまりかさんを面識もないのに訪ねて、わたしの音読の活動について相談しました。浦和コモンがオープンすることやマーブルカフェを教えてもらい、7月にお友達がワークショップをするよと案内をくれた場所が浦和コモン、早速行って浦和コモンの田中ぶちょーと集まる人々が大好きになり、通う日々が始まりました。

話しは昨日に戻って、ボンフェス。
北浦和駅前でお友達の倫子さんに会い、チラシを見て腹ごしらえのためにタイ料理店のボンフェス特製弁当を買いに行こうとスタート、途中で人気パン店が開いている野菜を売るプチマルシェがあり、「ここのお野菜は~」なんて倫子さんに話してたら野菜の搬入に来ていたオーナーに話しかけられ、そのまま30分ほどオーナーの野菜愛レクチャーを受けることに。
ボンフェス参加店でない店に足止めを食いましたが、茶髪でワイシャツにベスト、足元に長靴のオーナーの熱量は非常に高く、そこに呼応したのか倫子さんが「行け!」と合図、「え~わたし古典音読を教える仕事をしてまして、カタカムナってご存知ですか」と自己紹介、倫子さんも続きます。オーナーは面食らっていましたが、うちはパン屋だけど野菜も始めたしスタッフに興味がある人がいるから福祉事業も始めた、教育にも興味がある、何しろお客さんは主婦層だから何でもニーズがあるんだ、と語ってくれました。名刺を渡す倫子さんを眺めながら、わたしも名刺を作らなきゃと思いました。

倫子さんの嗅覚を称賛しながらタイ料理店に着いたときはもう弁当は売り切れていました(;'∀')
店を覗くとテーブルがちょうど空いたので入って食事。待ち時間がかなりあったので倫子さんと熱くトーク。倫子さんはコミュニケーションセラピストとして浦和で活動を始めたばかり、それぞれの活動を盛り上げていくにはどうしたらいいか、お互い手探りの状態です。意見を交換したり、作戦を立てたり。料理が来るまでかなり待ちましたが気にもならずおしゃべり。

美味しく食事をして、我らが浦和コモンの田中ぶちょーが出店しているところに向かっていたらシュタイナー教育のゆみさんに遭遇、そこでも立ち話をし、やっとぶちょーのところに到着。ぶちょーの出汁を買い、彼女を慕い集まっている人たちと交流、みなさん畑繋がりで野菜のおいしさを知っている。地図に詳しい方もいて、地形を感じながらお散歩をする企画の話など聞きました。そこでも自己紹介したら縄文好きな友人がいるから連絡するといいよと教えてもらえました。あ〜名刺あればなぁとここでも。

ボンフェスの終了時間ギリギリに本部に到着。
まりかさんにご挨拶して倫子さんを紹介。
まりかさんの明るさは常人の比ではありません。
まりかさんの呼びかけに集まる人たちは皆元気、明るい表情で生き生きと話す。
北浦和の地で得意なことで商売をし、横のつながりを大切にしている人たち。食べるもの身を飾るもの心を癒すもの、マヤ暦のようなものまである。わざわざ都内に行かなくても地元で循環して豊かに暮らせるのだなぁ。

そんな地元の人たちと関わることができてよかった。去年はひとりで地図を見ながら気になるところに行き欲しいものを買って帰りましたが、今年は会う人会う人と話してばかり、欲しいものはほぼ売り切れでしたが、人とのつながりを確かめ新たなつながりもいただくことができました。大きさも重さもないけれど無限の可能性を秘めた最強アイテム。

1年前は自分がこんなにさいたまに根付くと思わなかった。「さいたまに古典音読を広める」の本当の意味がわかり始め、芽が育ち始めました。

やまと歌は 人の心を種として よろずの言の葉とぞなれりける

どこに住んでいますか、と聞かれたら「北浦和です」と答えよう。





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