ほっこりキャラの波及力
LINEでメッセージを送るとき絵文字を使いますが、最近飽きてきたなあ、音符をよく使うけど可愛いのがないなあと思って、有料の絵文字が欲しく、色々物色しています。
「癒される~」と人々はかわいいキャラクターのイラスト付きのものを買ったりします。わたしはかわいいものは普通に好きですが、そういうものものに「癒される~」と感想を漏らすことはないような。「癒し」という言葉、子どものころからあった言葉ではなかったからかもしれません。
もちろん「癒す」という言葉は病気を治すとか苦痛を和らげるとか「治癒」の意味合いで会ったと思います。だけど、「すさんだ心を癒す」みたいな言い方は子供時代にはなかったような。「癒し系」なんて最近の表現かと。
そんな面倒くさい思考の持ち主のわたし。
ついに、「癒される」と自分から発する日が来ました。
浦和コモンで出会ったイラスト、「モッタさん」です。
先週、用事の後に浦和コモンに立ち寄ったとき、たまひろみさんというイラストレーターのかたがいらっしゃいました。イラスト描いてますと見せていただいた小さな絵本にいた「モッタさん」、初めて見たような気がしない、なんとも可愛くて、控えめに笑いかけてくれる顔がこちらを安心させてくれます。すっかり虜になってしまいました。
先日、マーブルテラスで行われた「福田村事件を語る会」でシリアスな内容の話が続いたとき、ふと目をあげたらモッタさんの絵が壁にかかっていました。「~だよね」とわたしの気持ちに同調して心に語り掛けてくれるような優しいキャラクター。
この週末、うちにも「モッタさん」がいることに気付きました。
見かけが可愛くて黙っているモッタさんではなく、おしゃべりするモッタさん。息子ぼぼです。小柄でぷくぷくしたほっぺ、いニコニコしているので見かけも「モッタさん」としてあげましょう。
一昨日の飲み会で男子バレーボール部の試合を見に行ったママが、「ぼぼ、ずっと大きい声で応援してたよ」と教えてくれました。前日に顧問の先生が「うまい順に配ります」と言い配られたユニフォームをもらえなかった息子、全体十数人のうちの二人になってしまいショックだと前の晩話していましたが、応援頑張ったんだと思うとかわいくなってしまい、帰ってからどんな風に応援したの?と聞いたら大声で再現しました。
そして昨日、息子のリクエストで夕飯はラーメンを食べに行きました。唐揚げセットを頼んだ息子に、「お母さんの唐揚げとどっちが美味しいか」と聞いたら、いつも忌憚ない返事をする息子が「お母さんの。カリッとしてるのとお肉の味がいいし柔らかい」と答えました。あまりに嬉しく旦那さんの前でもう一度言ってもらいました。
息子の言動にほっこりし、買う絵文字をだいたい決め、モッタさんのスタンプがあることを知り、そちらも購入しようと「癒し」意識し始めた週末でした。
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