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起きた時から夜まで幸せ全開の日~「音読×発酵」

日ごろからわたしの記事を読んでくださっている方々は、わたしが異様に張り切る日が何の日かわかるかしら。

「音読×発酵」

やっぱり、と思う方も多いのでは。(コメントにそう思った!などと入れてもらえると嬉しいです)

昨年6月、ミクマリ音読道場をいっしょに運営しているしゅりさんと大宮のあるカフェで作戦会議をしていました。
なかなか予約が入らない。どうしたらいいのだろう。
思いつくことなんでもやってみることにしました。

わたしは発酵が気になるものの腰が重くなかなか行動に至れなかったのを「発酵チャレンジクラブ」を発足して仲間を作り巻き込むことで解消、発酵ライフが根付きつつあるころで、塩きり麹をすりすりして麹調味料をつくることで家の空気が良くなるのを感じていました。

音読と発酵を掛け合わせた企画をするのはどうだろうとしゅりさんに持ちかけてみました。音読の響きで空気をよくしてその空気で発酵を促すイメージ。
賛成してくれたので、早速動き出すことに。
あの日は6月26日、ママ友数名に声をかけ、うちにモニターとして3名の参加者を迎えて母音子音の基礎発声をお伝えして玉ねぎ麹作りをし、軽食をふるまったのが30日。

彼女たちの反応を見て手ごたえを感じて毎月第四金曜に「音読✕発酵」を実施することにしました。

音読の遊び企画と位置づけ、テキストにある音読素材とは一線を画す事にし、適した音読題材を探し資料を作り、麹調味料もどんなのがあるか調べ、まずは自分が作って料理に使ってみてから月一のその企画で作りました。食事も出すのでその月に作る麹調味料を使う料理を事前に試作し本番に挑みました。

始めは3人も集まれば喜んでいました。ひとりもお申し込みがなく開催できない月もありました。しかし少しずつ話が伝わり、いつからか参加者が増え、リピーターも増え、定員4名が埋まるようになり、ある月にオーバーブッキングで5名を受け入れたら問題なかったので、定員を増やし、金曜日に来れない人もいるので、他の曜日にわたしひとりが担当する「音読×発酵」を5月に初めて実施、6月はリクエストもあり、わたしひとりの会を二回行うことにしました。

今日は6月の「音読✕発酵」、ご縁あり6名のご参加となり、8名分の麹調味料の材料を集めたり食事を作ることになりました。

やる気があふれてあふれて朝の4時半過ぎに起床、朝活をほんの少しにして、台所に立ちランチプレートの準備をしました。
家族が出かけたら、掃除してランチの調理。
10時くらいにしゅりさんが来て、半には次々と参加者が。

今日も皆さんを前に全力であいさつ、お話しをし、源氏物語を音読し、発酵チャレンジしました。

皆さん本当に喜んでくれました。
音読も発酵チャレンジも食事も。

皆さんの心からあふれる感動のことば。
それらを何度でも思い出し、起きた時から続いている「音読✕発酵」ができる幸せと合わせました。

今月あと二回、一日中幸せな日が訪れます。
しゅりさんが、努力というものは「わたし頑張っているのに」という感情になってしまうのであればよいものではなく、人に愛を向けている努力であればいいのだと教えてくれました。「音読✕発酵」に費やす努力はまさに後者。

他の日もこういう気持ちで埋めていきたい。そう思いました。

よかった、ありがとう。



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