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わたしたちの祖先の活躍に愛を注ぐ古代史ハンター

ワクワク母の会 の翌日は、ワクワク古代史セミナー。

初めて坂井洋一さんのワクワク古代史セミナーに参加したのは約2年前。
なんて面白いんだろう。そのあとも二回聞きに行きました。
同氏とFacebookでつながり日々の投稿を見ていると、全国を飛び回り依頼に応じて様々な切り口のワクワク古代史セミナーをしているようで、いつしか自分も主催したいと思うようになりました。

先日「音読×発酵」に来てくれたまきこさんも坂井先生のセミナーが好きで、「さいたまに先生を呼びましょう!」と意気投合、すぐに連絡してくれ、あれよあれよという間にさいたま市にある個性的な本屋さん「でこぼこ書店」でワクワク古代史セミナーをすることになりました。

思いついて予定を合わせて決まった日にちまで2週間程度。どれくらい人を集められるか。定員の7名を集めるべく、興味ありそうな人に声をかけていきました。

坂井洋一さんはホツマツタヱや日本人のルーツをたどる出雲の話などをとても面白く話してくれ、いつも小型のギターを持っていて、アワの歌等古代の歌にメロディーをつけたのを演奏して歌ってくれます。それがとても魅力的で坂井先生のセミナーを特徴づけています。

何人かに話すと皆興味を示してくれ、参加者は順調に増え定員になり、もう数人定員を増やしてもキャンセル待ちが出るほど申し込みがありました。

当日の今日、受付を担うべく30分前に到着、参加者の方々もひとりも欠席することなく集まりました。
坂井先生はまず昨日お誕生日だったまきこさんにギターでHAPPY BIRTHDAYを歌い、ひとりひとりの名前(名字)と出身を聞き、ノートに書きとり、その地を訪れたことがあると知らせてくれました。

まず生い立ちをお話し。このお話を聞くのが大好きです。
先生は茨城県の日立市に生まれ、映画館ではチャンバラがやっているような田舎で幼少期を過ごし、中学生の時に水戸に引っ越します。映画館では洋画が上映されて、虜になったそうです。英語が非常に好きだった上にブームだった洋楽にも夢中になり、好きが高じて映画のバイヤーになります。
一年中海外の映画祭を巡って、日本の主に単館系の映画館で上映されるようなヨーロッパ映画を買い付けていました。
洋楽も周囲に無理だと言われながらもプロになる夢を掲げ、「3年で300曲作って縁がなかったらあきらめよう」と曲を作り続け、300曲目でプロデビューを果たせたそう。具体的な期限を自分に課すことは有効かつ重要なことを覚えておいてと先生は言いました。

あるとき映画「ダビンチコード」を見て、聖書によって隠された歴史があることに衝撃を受けた先生、今まで興味を持てなかった日本史は真実が隠されているからではないかと思い始め、ホツマツタヱなど勉強し日本の各所の神社や地名に残されているヒントを確かめながら古代史を研究、今となっては聞いたことをない人すら惹きつけてしまうセミナーを提供し続けています。

ここからセミナーは本題に入ります。
どうしてこんなに面白いんだろう!と思うほどの魅力あるお話し。
内容もさることながら先生の語り口調もよいのだと思います。
神と言われているような人たちが活躍していた時代を生き生きと語り描いてくれる。古代史ハンター坂井先生が掘り起こし愛をもってセミナーとして育てたのがうかがえます。わたしたちの祖先は世界をこうたどってきたのか。わたしたちの言語は漢字より前にこういう風にことばになったのか。
うなったり感心したりしながらあっという間の3時間。心地よい温かな時間でした。

よかった、ありがとう。


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