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何年ぶり?和書読み再開!!

♬古典だーって、英語だーって、日本語だーって、
みんなみんな読んでやるんだ ともだちなんだ

昨日はワクワク古代史セミナーでしたが、もう一つ大切な予定がありました。古代史セミナーにも来てくれたお友達と、終わった後にカフェで「読書会」をする予定だったのです。

各々が選んで読んだ本について内容や感想をシェアする会。
何の本を読もう、と迷いましたが、じっくり選ぶ暇もなく、読む時間もたっぷりなく、何年前に読んだっけ?くらいの記憶の「ソクラテスの弁明/クリトン」に決めました。これは息子がそのうちリベラルアーツで読む本です。日本語音読指導者養成講座でも読みました。

夏休み、何かと忙しかったので読む時間が取れず、直前まで読みました。
洋書はここ4年間毎日読んでいますが、和書は全然読んでおらず、難しく感じて何度も戻りながら読みました。
ソクラテスが捕らえられ、死刑を宣告される法廷で弁明する場面をプラトンが筆で再現しています。
ソクラテスといえば、「無知の知」、それを浮き彫りにし告発者に質問を投げかけながら己の正義を証明、それでも覆らない告発、最後の最後まで自己を貫き、命乞いをするでもなく、自分の思想に一切の妥協を許さず弁明。
盟友クリトンが死刑が決まった後ソクラテスのもとに来て、逃亡をもちかけ、それに対しソクラテスが答える会話が書かれているのが「クリトン」。弁明の方が少々読みづらいのに対して、クリトンは対話方式だからかわかりやすい。

時間を捻出し、短い時間だったけど久しぶりに日本語の本を読むことができました。読みづらい文体もしばらく読んでいくと慣れて読めるようになる。よく本を読んでいたのはいつだろう。働いていたころはいつもカバンに本を入れて移動時間や昼食の時に読んでいました。趣味を聞かれれば「読書」と答えていました。当時は三島由紀夫にはまっていたっけ。新潮文庫で読み終わっては担当エリアだった日本橋のタロー書房で物色していました。結婚して仕事を辞めた後もよく本を読んでいたのを覚えています。ここ数年は全然読めていなかった。洋書読みとは全く違う和書の楽しみを思い出しました。

ワクワク古代史のあと、カフェでお友達としばしおしゃべりした後、本を紹介、感想を言いました。ああ浅い、と思いながらも今のわたしはこんなものと納得。読書を再開できたことで満足できました。
お友達が紹介してくれた本もとても興味深く、読んでみたいと思いました。自分と違う趣味、とても貴重です。

今週金曜日に「聖徳太子コード」という本を書いた中山康直さんのお話し会に参加することになっています。次に読む本はこれ。また短期間で読むことになり大変と思う傍ら大歓迎とワクワクしている自分を見つけました。

和書読み再開!

♬古典だーって、英語だーって、日本語だーって、
みんなみんな読んでやるんだ ともだちなんだ

積読減り始めそうな予感。

よかった、ありがとう。



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