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本当かどうかはこの際置いといて
去年の12/31に自分の人生の謎が解けた話を書きましたが、なぜそんなことになったのかと言うと、12/18に興味本位で受けたヒプノセラピーのおかげです。
ヒプノセラピーとは催眠状態を利用して、潜在意識に働きかけて悩みやストレスの原因を探り、解決の糸口を見つける心理療法のことです。
では、なぜヒプノセラピーを受けたのかと言うと、特別な問題があった訳ではなく、興味本位の軽いノリで受けただけでした。
たまたま知人のSNSで見つけた「モニター価格で通常の半額」という宣伝文句につられた。それだけでした😅
ですので、事前のカウンセリングでは悩み事を聞いてもらうというよりは、雑談みたいな感じで今の思いをつらつらと話したのを覚えています。
催眠をかけられても、眠くなるわけでもなく本当にリラックスできたのかもよく分からない状態でした。
ところがどっこい。
しばらくすると、なぜだか涙が溢れて来たのです。そして浮かんできた映像は、私が生まれた瞬間(映像が浮かんだというより感覚)でした。
「ああ、私は望まれて生まれてきた訳ではなかったんだ」こんな思いがはっきりと伝わってきたのでした。
悲しくて悲しくて、涙がどんどん流れ出て、最後は声を上げて泣きじゃくってしまったのでした。
友人は私の思いを受け止めて寄り添ってくれたあと、その思いを書き換える言葉をかけてくれました。詳しくは覚えていませんが、もう大丈夫という気持ちになったことは覚えています。
「私は望まれて生まれたんじゃない」
これが事実かどうかを確かめる術はありません。両親はすでに他界しているからです。
でも、事実かどうかは別として、誕生時に「望まれていない」と私が思い込んだことは事実のようでした。
そりゃ、悲しくて涙も出ますよね。
これって究極の自己否定です。ここがスタートなのですから、ネガティブまっしぐらでも何の不思議もないと物凄く納得が行ったのでした。
この思い込みが外れたせいなのか、納得がいったせいなのかは分かりませんが、それ以来少しずつですが気持ちが軽くなり、ネガティブ人生が自作自演だったと腑に落ちたのでした。
「望まれて生まれてきた訳ではない」と思い込んだ私が、生き残るために選んだのが「徹底的に他人軸で生きること」でした。
ここから、私の悲劇(今となっては喜劇)がスタートするのでした。