シェルジンジャー(月桃)
シェルジンジャーとは沖縄でよく栽培されている月桃のことです。
花が貝殻のように見えることからシェルジンジャーと呼ばれています。
抗菌作用や防腐作用が強く、沖縄では虫よけによく使われています。
沖縄の郷土菓子のムーチーを包んでいるのも月桃の葉です。
最近では香りを楽しむポプリやハーブティーにも使われます。
低温にさえ注意すれば育てやすい植物なので、お庭の片隅あると重宝しますよ。
シェルジンジャー(月桃)の育て方
通販で苗を入手することができます。
関東以西の暖地では冬季に落葉しますが屋外で冬越し可能です。
寒冷地では大き目の鉢に植えて、冬季は霜の当たらない室内の日当たりの良い場所に移動させましょう。
最低温度は3度です。
鉢植えの場合は小粒赤玉土7:腐葉土3くらいの用土で固形の油粕などを置肥してください。
水が好きな植物なので水切れには注意してください。
生育期には2週間に1回程度、液体肥料をあげるといいでしょう。
庭植えの場合は日当たりと水はけの良い、北風の当たらない場所に植え付けてあげましょう。
土質が悪い場合は腐葉土や川砂などで水はけを良くしてください。
大きくなりますのでそれなりのスペースが必要になります。
虫よけに使う植物なので害虫の心配はありませんが、うどん粉病になりやすいので注意してください。。
ショウガ科の植物なので塊根を切り分けて株分けで増やすことができます。
鉢植えの場合はすぐに根詰まりするので、1,2年に1回は株分けが必要でしょう。