にっぽん食めぐり【兵庫県：天船巻きずし】
日本全国を旅する国産食材マニアの松本純子が、他には教えたくない食宝を紹介する #にっぽん食めぐり
行列のできる巻き寿司で有名な マイスター工房八千代 は
兵庫県多可郡多可町の山の中にある、心あったまるお店。
一際目立つみずみずしい胡瓜はこの巻き寿司のために栽培されたもの。しっかりと焼き目のついた分厚い玉子焼きや、甘濃ゆく味付けされた肉厚しいたけやかんぴょう、高野豆腐などの具材を地元の風景に見立て、愛情たっぷり込めて一本一本丁寧に仕上げているそうです。
「胡瓜はさいごに食べて下さい たか子」の文字が
食べ方は、厚焼玉子の方からぶりついて、甘濃ゆく味付けされた 具材の旨味を存分に楽しみ、ふた口目に胡瓜を頬張れば さっぱり感が絶妙。あぁ幸せ。
そんな貴重な巻きずしが、なんと銀座でも買えます。
行列することもありますが、私が先日行ったときはたまたま並ばずに買えました。
やはり本店にいって施設長の藤原たか子さんにも会ってみたい！
マイスター工房八千代銀座
■営業時間：11時～18時
■定休日：月、火
■アクセス：東京メトロ銀座駅、日比谷線東銀座駅 徒歩5分
■住所：東京都中央区銀座７丁目１１番３号 矢島ビル１階
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中央省庁に勤務。日本の食と農に思いを馳せる妄想料理家。休日はNINO FARMにて野菜作りをしたり、全国の産地に出向き美味しい食材の魅力を発信する。フードアナリスト、野菜ソムリエ / 愛媛県出身/砥部焼大使。