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【写真展リンク企画】北京の胡同・まちとごはん

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北京市の中心にある旧内城エリアに点在している路地、胡同(ふーとん)。昔ながらの街並みでもありますが、時代ごとの政治や経済の影響に常に姿を変えながらも、今なお使い継がれています。 …
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【写真展リンク企画】北京の胡同・まちとごはん 写真展2023/11/17〜30

北京市の中心にある旧内城エリアに点在している路地、胡同(ふーとん)。昔ながらの街並みでもありますが、時代ごとの政治や経済の影響に常に姿を変えながらも、今なお使い継がれています。 東京/西多摩のまちづくり現場で仕事をしている撮影者・國廣が、建築家のアトリエで働いていた夫・池上が住む北京の胡同に通っていた頃の日常風景を「まちとごはん」というテーマで切り取りました。 まちづくりに関わる二人の、生活者として北京で遊び楽しんだ日々を皆さんにも楽しんでいただけますように。 『北京の

【写真展リンク企画】北京のまち歩き 北鑼鼓巷

北京で最も有名な胡同といえば、南鑼鼓巷(ナンルオグーシャン)。ガイドブック的な言い方をすれば北京の原宿とも言われ、テイクアウトできる様々な中国スイーツやファーストフードを楽しめると同時に、付近の胡同にはたくさんのゲストハウスがあったりします。観光客の多い場所です。鼓楼東大街を挟んで北側にあるのが北鑼鼓巷(ベイルオグーシャン)で、当時、主人が鼓楼大街の駅から近い内城エリアに住んでいたこともあって、どちらかというとこの辺りをよく散歩・買い物していました。外国人やローカルの居住者が

【写真展リンク企画】北京の胡同 Design Week(大柵欄)

BEIJING DESIGN WEEKというプロジェクトは、北京の建築家が始めた地域再生プロジェクト。現在は建築家の直接の手を離れ、運営組織が出来、毎年開催されています。主に北京内城の衰退市街地が対象地。 主人の所属していた建築設計事務所・標準営造(ZAO)が参加をしていたので、毎年10月の国慶節を含んで開催される北京設計周(BEIJING DESIGN WEEK)にはコロナ前まで足を運んでいました。住商混在する複数の胡同地区で開催されています。そのエリアに拠点を構える建築

【写真展リンク企画】北京のまち歩き 五道営胡同

北京の胡同地区は、年々整備されている。整備、というのは聞こえは良いわけですが、エリアごとごっそり立退きが行われて新しい建物が面的に新築されていく場所もありますし、道路の拡幅や地下鉄敷設のために相当の古い建物が壊されてきた場所もあります。私が北京に住み始めた頃の2010年前後は、この写真展で良く撮影しているエリアの周辺も、かなり壊されていた記憶があります。最近では、景観規制の順守を大義名分に、大規模な外観改修令が出されていて、多くの慣れ親しまれた店舗の外観が変わってしまったこと

【写真展リンク企画】北京の日常 住民の路上活動

北京では、広場や街角、それこそ胡同など家として囲われた部分の外部空間で様々な住民による活動が見られます。そのほとんどが楽しく過ごすためのゆっくりした時間なので、これまでもたくさん写真を撮ってきました。この写真展でも、そうしたものの中から何枚かを選んで展示させていただいています。 胡同には、歩いて行き交う人だけでなく、リヤカー、業務用の三輪車、自転車も登場しますが、狭い路地に平気で車が入り込んで路駐されている光景をよく見ます。中国では日本のように自家用車に対して車庫証明が義務

【写真展リンク企画】北京の日常 まちかどグルメ

鼓楼東大街に本店のある有名な、饅頭(マントウ)店 ぱつんぱつんにふくらんで程よく歯応えのあるマントウは、北京の地元の方々に大人気でいつも行列しています。何も入っていないプレーンなマントウが定番で、20個くらい買っていく人がスタンダードですが、あん入りの「豆包」や、黒糖ざらめ入りの「糖三角」も美味しく、我が家ではナツメ入りのもち米とアワを層にして蒸した「紅棗黄米糕」というおやつを買いに行くのが定番でした。この写真は、安内大街沿いの安定門店でのショットです。 山東鼓楼饅頭店 北