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【写真展リンク企画】北京の日常 住民の路上活動

北京では、広場や街角、それこそ胡同など家として囲われた部分の外部空間で様々な住民による活動が見られます。そのほとんどが楽しく過ごすためのゆっくりした時間なので、これまでもたくさん写真を撮ってきました。この写真展でも、そうしたものの中から何枚かを選んで展示させていただいています。


胡同の路上で、食事をする人々。食堂の屋外席であることも多いです。この食堂は宝鈔胡同で起業した食堂が、2店舗目を別の胡同に出している感じ。


胡同には、歩いて行き交う人だけでなく、リヤカー、業務用の三輪車、自転車も登場しますが、狭い路地に平気で車が入り込んで路駐されている光景をよく見ます。中国では日本のように自家用車に対して車庫証明が義務付けられていないため、都心部に住まう人の車所有は過剰になっており、集合住宅や胡同は車で溢れかえっている印象があります。特に社区としてゲートされたコミュニティに住んでいると、せっかくの外部空間を埋め尽くすくらい車が停められているようなところもあるので、それを実感します。



こどもたちの遊ぶ風景を見ることも。めんこ遊びやってますね。

あまり意識したことはないのですが、主人が住んでいた胡同の周辺は勉強熱心な学区だったためか学校管理が厳しいイメージで、また繁華街近くだったということもあり、外遊びするこどもを非常にたくさん見る訳ではなかったように記憶してます。私があまり関心持っていなかったこともあるかも?しれないです。


外部空間の活用、というととてもポジティブな感じがしますが、室内空間が小さく充実できないという住宅事情の裏返しということもあると思います。

次回は胡同エリアにある広場での交流の様子について書きます。

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