韓国の花札の話書かせてください
年上のいとこたちに花合わせを仕込まれて育ち、放課後の純喫茶では花札のゲーム台が定位置だったじゅんぷうです、こんにちは。
ちょっと前に新大久保で買った韓国の花札を開封してみました。
現在、わが家は修学旅行帰りの中3生が【大貧民】にハマったおかげで、夕食後にトランプタイムが設けられております。わたしが一人暮らしを始めたときに購入した年代もののちゃぶ台が専用ゲーム場。子どもたちが小さいときはおままごと会場でした。そんなちゃぶ台にトランプの次は花札が並びます。
花札…韓国では花闘(ファトゥ)というそうで、ドラマでも遊んでいるシーンを時々見かけます。『スタートアップ』でもありました。うんと小さいような印象だったけど、実際は日本の花札と大きさはほぼ一緒。
月ごとに並べて日本版と比較してみます。
そもそも日本で安土桃山時代にかるたを起源として作られたという花札。江戸時代には禁制になるほど庶民にも広まっていたようです。それが韓国に伝わったのが李氏朝鮮時代末期で、併合期に普及したとか。ということは北朝鮮にもあるのかな。
メーカーによって、鶯がカササギに変わっていたりもするそうですが、基本的には日本の絵柄を踏襲しています。
大きな違いは…
✦独特の色使い(あやめの色とか、菊に盃にも鮮やかな青)
✦赤短に홍단(ホンダン)、青短に청단(チョンダン)のハングル表記
✦高得点の光札5枚に「光」表記
こんなところ。雨の高得点札、小野道風さんのルックスもしっかり朝鮮風になっています。鹿の顔は韓国のほうがかわいい←キバノロ描かれてなかった笑
韓国では、日本のこいこいと花合わせをミックスしたような「ゴーストップ」という遊び方がスタンダードらしいのですが、とりあえず使い心地を知りたくて日本式の花合わせで遊んでみました。
花札の、かるたのような紙の手触りを感じながら山から1枚めくるときに、指を弾くようにパチンと鳴らすのが醍醐味だったので、薄いプラスチックってどうなんだろと思ったけど、ロックグラス持った濡れた手で触ってもへっちゃら。このプラスチックの感じが麻雀みもあり、あと、すこぶる切りやすい!!
というわけで
これからゴーストップを勉強しようと思います。