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ヨーロッパビジネスにおける法と実務

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アメリカにおける政治的先行き不透明感などから再び欧州におけるビジネスの重要性が高まっているなか、日欧EPAの大枠合意もなされたことに、今後一層、欧州とのビジネスが加速していくもの…
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2017年6月の記事一覧

ドイツ連邦特許裁判所-最新の設備と100名以上の知財専門裁判官集団がいる裁判所

昨年、Max Planck Instituteの同僚客員研究員に誘って頂き、ドイツ連邦特許裁判所(Bundespatentgericht)を訪問してきた。 ドイツ連邦特許裁判所は、主に特許の有効性を判断する裁判所で、日本では、当然無効の抗弁があるため、侵害訴訟の中でも特許の有効性について争いことができるが、ドイツでは侵害訴訟と有効性を争う訴訟は完全に分離されている。 このドイツ連邦特許裁判所は、ミュンヘン中心部から電車(S-Bahn)で15分程度のミュンヘン郊外にある。

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欧州著作権セミナー/The Present and Future of EU and UK Copyright@London

これからベルギー・ブリュッセルで開催されるシンポジウムに参加してくるのだが、それに先立ち、今年の1月、まだ寒いロンドンに行って参加した欧州著作権セミナー/The Present and Future of EU and UK Copyrightについてご紹介したい。

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ALAI 2017 Congress(国際著作権法学会) Copyright-to be or not to be@Copenhagen

5月18日から20日まで、デンマーク・コペンハーゲンで開催されたALAI congress(国際著作権法学会)に参加してきた。 この会議への出席は、日本での京都開催を含めて昨年のローマ、そして今回と3回目になる。 今回は、著作権の正当化根拠や経済学的側面からの著作権の検討、そして北欧開催ということもあり拡大集中許諾制度に関する議論がなされ、内容は多岐に渡った。 いくつかの発表には示唆的なコメントもあり、得るものもあった。 とりわけ、最近のCJEU判決は、予見可能性が乏