ドイツ連邦特許裁判所-最新の設備と100名以上の知財専門裁判官集団がいる裁判所
昨年、Max Planck Instituteの同僚客員研究員に誘って頂き、ドイツ連邦特許裁判所(Bundespatentgericht)を訪問してきた。
ドイツ連邦特許裁判所は、主に特許の有効性を判断する裁判所で、日本では、当然無効の抗弁があるため、侵害訴訟の中でも特許の有効性について争いことができるが、ドイツでは侵害訴訟と有効性を争う訴訟は完全に分離されている。
このドイツ連邦特許裁判所は、ミュンヘン中心部から電車(S-Bahn)で15分程度のミュンヘン郊外にある。
当日は裁判所職員が説明してくれるものだと思っていたのだが、行ってみると、シュミット長官自らが、直々に2時間以上もドイツ連邦特許裁判所の組織や手続きの実務、そして法廷設備の説明をしてくださった。
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