真におもしろい人になるための考え方
こんにちは!じゅんきです。インプロと呼ばれる即興劇から学んだ、生き方や人との接し方、才能の見つけ方などを発信しています。
今日のnoteはおもしろい人になるための考え方なのですが、即効性のある方法論ではなくて、長期目線で、価値観をじっくり醸成するようなお話を持ってきました。
人に指導するようになって10年弱が経ちました。しかしいまだに全ての人にあう万能な指導法は見つかっておらず、たまにどうやって教えていいのかわからなくなる日もあります。
鋼のメンタリティでいてもお手上げの日もあるし、今までやってきたことが不意につまらなくなってしまうこともあります。
もし教え方が完璧になったなら、ぼくは指導をほかの人に譲り他のことを始めるでしょう。いまだにうまくできないからこそ、人に教えることはぼくにとってリスキーで、ワクワクできる遊びで、学びなのです。
どうなるかわからないことをやる
もしあなたが
「どうすればうまくいくのかわかった!」
と感じたならぼくは
「じゃあ、今から新しいことを始めよう」
と声かけするでしょう。
新たな挑戦に踏み出すのはいつだって、どうなるのかわからない危険があります。もしあなたが、失敗を嫌い、怖れ、遠ざけるなら、安全で害のないことばかりやろうとしますよね。それは一見するとたしかにうまくできるかもしれません。
だけど「危険に身を置くと、あらゆることがおもしろくなる」という状況には出会えなくなります。自分すら驚くような素晴らしいことが、自分の選んだ道で起きる。それは自らリスクに飛び込まない限り絶対に起きません。
自分で選んだリスクは楽しめますが、他者や状況に巻き込まれて受けるリスクは辛いもの。
あなたが今過ごしている世界を安全だと信じてください。
安全を信じられたなら、思い切ってどうなるかわからないほうへ、方向転換できます。
完璧を尽くさない
あなたの普通の状態こそが、あなたのベスト。
自然に過ごしてください。特別な存在になろうとすると恐怖を感じて安全が消えます。
特に、おもしろくなりたいなら
おもしろい人物になろうとしないこと。
「お客さんを楽しませないといけない」
その恐怖が、あなたを道化にする。望まぬ笑いを取ろうと必死になり、自然じゃない形で突飛なことをはじめる。
構ってもらいたい人はすぐにバレます。最初のうちは構ってもらえていても、その興味が長続きすることはありません。そのうちに反応がもらえなくなると……さらに怖くなって身動きがとれなくなります。
あなたが新たな挑戦を始めるときは、認められることを目的とせず、これから出会う人たちと関係を深めることを大切にしてください。
あなたが目の前のひとりを大事にできれば、その姿を見ていた人たちも幸せを感じて笑顔になっていきます。これが一番シンプルな笑いの創り方です。
賢さが邪魔していることに気づく
まだ認められた経験の少ない人ほど、自分を奇人化して特別扱いを欲しがります。だけど、人が共感するのは自分に近い人です。
そういう人が、通常飛び込めないようなリスクに果敢に飛び込んでいくから応援したくなる。
最初から大衆からかけ離れた人を演じてしまうと、遠い憧れにはなれど、共感をうむのが難しくなります。
いつだって人間関係をよくする秘訣は、変化を恐れずに楽しむことです。
強く関わり合って、変化が起きる。
一人が、もう一人を変化させる。
映画でも、舞台でも、
小説でも、漫画でも、
ぼくらは人が変化したり成長するのを観るのが好きです。
しかし優秀さを競ってきた人は、変化を怖れます。
誰かに影響を受け、変化させられると、負けになってしまうと思い込んでいます。
それが点数主義の弊害。ぼくらは一刻もはやくこのレースから抜け出さなくてはなりません。勝負の土俵から降りましょう。本来、関わり合いのなかに勝ち負けなんてないですよ。
楽しくハッピーに過ごす
ぼくの話ですが、最近服装をカラフルだぼだぼビッグサイズに変更しました。今までの服装は細身のスタイルにきっちり合わせるものが多かったので、ぼくを知る人たちからは「イメチェンしたの?」と声をかけられています。
このように、変化すれば人の注目を集めます。変化の度合いが大きいほどに、人はあなたに興味を持ちます。
「前に言ってたことと違うじゃん」
「前の髪型のほうが似合ってたよ」
「前の服の方が好きだな」
全部、ぼくが実際に言われた言葉です。
こういうことを言われるのに疲れたから、ぼくらはいつも同じでいようとするのでしょう。イメージを保ち、できるだけ周りから浮かないように、型にはまっておく。
ぼくはワークショップを開催しているのですが、元気なく、病人のように振る舞う人はけっこういます。明るく笑顔で人と関われない。
もし幸せとか喜びに満ちあふれた表情をしていたら、すごい人だと思われて話しかけられるかもしれない。望んでいない人を魅了してしまって、言い寄られるかもしれない。会話がうまくできないのに、人が集まってしまうかもしれない!
だからみんな、人を遠ざけようと、いつも険しい顔をしていたり、忙しいふりをしたり、無関心なふりをしている。それらは無意識ではありますが、
「私を困らせないで!」
と心で叫んでいるのです。
ところで今日はインプロ(即興劇)の稽古でした。
こういう場で壁際にいるひとは「私はいま忙しい」「話しかけないで」といった雰囲気を出して、関わりを避けるように何かをしています。
しかし、誰かに話しかけてもらって二人の会話が始まると少し表情が和らぎます。そこに数人が集まってグループ化すると、エネルギーが高まってきて、豊かな表情が見られるようになります。
街で人間を見ていると、やはり多くのカップルは幸せそうに見えます。
他の人にどう見られているかよりも、自分たちの世界に入り込んでいるから、他人が怖くないのでしょう。愛は強い。
本当の貴方は、リスクを冒してチャレンジしたいことがあるはずです。自分がどこまでやれるか知りたがっているはずです。
今まで積み上げたものを捨ててでもやりたいことがあるのかもしれません。
あなたがもし自分を守ろうとするなら、あなたの人生はどこまでも暗いまま。明かりを灯すなら、新しいことを始めましょう。
今日が、その時です。
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