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灼熱のコンサートへ


先週、しばらく私を悩ましていた頭痛も少し治ってきたので、週末は楽しみにしていたコンサートへ行ってきた。

プログラムは、南米〜スペイン〜フランスへと世界旅行⁉︎というのは少し大げさかもしれないが、今の私にとってはそんな気分✨にさせてもらえて充分楽しめたコンサートだった🎵



このコンサートのお目当ては、ギタリストの村治佳織さん。

今年デビュー30周年だという。

まだまだ若い印象✨

クラシックギターの知名度を押し上げ、クラシック音楽界に活況をもたらしたことなど演奏家としての業績は大きいと思う。

この日演奏されたロドリーゴ作曲のアランフェス協奏曲は、クラシックギターの曲としては有名だが、生でフル演奏を聴いたのは私は初めてだった。

クラシックギターの音量が小さいことから、オーケストラとの音のバランスが難しい曲だが、そういうことを感じさせないギターの技量だったと思う。

オーケストラの上手さもあるが、繊細で美しいギターの音が浮かび上がって私の身体全体に飛び込んでくるような、そんな印象を与えてくれた魅力的な演奏だった✨


ホアキン・ロドリーゴ・ビドレ(1901年11月22日~1999年7月6日)は、スペインの作曲家。

幼児期に失明したにもかかわらず、芸術家として大成した。数々の作品を通じてクラシック・ギターの普及に功があったとされ、とりわけ《アランフェス協奏曲》はスペイン近代音楽ならびにギター協奏曲の嚆矢とみなされている。本人はピアニストであり、ギターは演奏しなかった。

         Wikipediaより


🎺      🎺      🎺



そして、吹奏楽あがりの私がわくわくしたのがアルベルト・ヒナステラ作曲のバレエ音楽「エスタンシア」組曲である。

吹奏楽コンクールなどでよく演奏されることが多い。

作曲者のアルベルト・ヒナステラ(1916-1983年)は、ブエノスアイレス生まれのアルゼンチンを代表するクラシック音楽の作曲家。エスタンシアは、スペイン語で農園を意味する。

彼は、ストラヴインスキ-の「春の祭典」に衝撃を受けてから作曲家を本格的に志したという。

「エスタンシア」組曲は、民族音楽とノリの良いリズムが混ざりあったような曲調で、とても躍動感があり私の血はとても騒いだ💃✨

これらの曲の指揮を振ったのが、20代前半のブラジル人若手指揮者のジョゼ・ソアーレス。1998年サンパウロ生まれ。

2021年の第19回東京国際音楽コンクール〈指揮〉で第1位を獲得した(当時23歳)売り出し中の指揮者である。

とにかくセンスがあり、エネルギッシュで疾走感のある指揮だった✨

まだ若くて知名度がないかもしれないが、将来が楽しみな指揮者✨
名前を覚えておこうと思う😌




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