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自分の書いたものに照らされてます。

少し前に、知り合いとメールをしていたときのこと。

「あなたは以前より随分成長したから、そのうち人の役に立てる存在になるかもね」

そういうメッセージを受け取って、ぐって抑え込んだ本音がある。

「わたしはもう、誰かの希望になる文章を書いている。だって、わたしはわたしの書いたものに照らされてる。」

生き物はね、生きてることに価値がある。

生きてるだけで勇気を与える。

誰かの役に立たってないなんて悩む理由なんて1mmもない。

だからそんなこと言われる筋合い無いと思った。

そして自分を満足させてる人が発するものは、相手の力を呼び覚ます。

人を助けられるとしたら、そういうことじゃないんかな。

本気でそう思った。

でもなんだか自惚れみたいに思えてしまって、そんなこと認めたら何かが始まってしまいそうな気がして、奥の方にしまい込んだ。

そのうち、自分が何の役にも立っていないような、毎日無駄に生きてるような感覚になっていた。

先日、人からブログやお手紙を褒められて、すごく嬉しい気持ちになった。

そのあとお風呂に入ってたら、お腹の声が聞こえてきた。

「わたしは誰かを照らす文章を書いてるって言ったでしょ。」

「書けるんだって。書きたいんだって。一日中でも書いてていい。」

何の役にも立ってないとか思ってたけど、腹の底では自分の存在価値を知っとった。。

自分を励ましたり、助けたり、寄り添ったり、喝入れたり、自分を満たす文章を書くことが楽しい。

だって、人の描いたものは自分の物語じゃないんだもん。

こんなの読みたい!を自分の思うように満たしてくれるものは、外には無いでしょ。

こんな風に理解して欲しい、こんな言葉で助けて欲しい、こういうとこ見ててほしい。

自分で書けば、実現できる。

自分の最高の友人、パートナーになれるんだ。

読みたいもの=書きたいもの

自分から生まれたものを自分に与えてぐるぐる回す。

それがめっちゃ楽しいのだ。

その楽しさや方法を、自分の言葉で発信して行きたい。

昨日、最後の対面セッションで、この半年間のことを思ってじんとした。

自分によくやったって言いたくなった。

何を?って聞かれると、うまく説明できない。

動けない日はとにかく待って、一人じゃ無理な時は助けてって言う。

ぴーぴーうるさい自分の話も聞いてあげる。

その上でどうしたいの?って自分に聞く。

少々面倒くさくても、いいな、気になるなと思うことはやってみる。

なんか違うなぁ・・・というものは、断ったり、こうして欲しいって要望を伝える。

自分の言いたいことを受け止めて、相手に言いたいことを投げてみる。

気持ちよく、楽しくいられるように自分の暮らしを手入れする。

今できることを自分に聞く。

そうやってるうちに、自分のベースが不安から安心に変わってる。

行先に希望が持てなかったのが、自分を信頼できるようになっている。

これと言って特別なことはしていないのに、お家でゆっくり過ごしているだけで毎日楽しい。

こんな自分ダメだなぁと思っていたことが、ええんじゃない?ってOK出せるようになっている。

拗ねてるところがゼロになったんじゃなく、拗ねてる自分を受け入れて、どうしたいん?って話をするようになっている。

心配、厳しい、ダメ出しして来る自分とも話をする。

全部わたし自身の登場人物。

でも主人公はわたしだから、聞くだけ聞いてどうするかはわたしが決める。

そんな感じで毎日楽しい。

しんどかった過程も全部、わたしが一番側で見てきたから。

誰よりわたしが自分に言ってあげたい。

あなたはほんとによくやったって。

わたしは自分の書いたもの好きだけど、読み返してみても凄いことなんてひとつも書いてなかった。

でも、これ書くの怖いなってその時々の気持ちは、今でも伝わって来る。

投稿してからしばらくして、やっぱり違うなと思って下書きに戻したり。

ぐるぐるして、書いておくべきことが分からないときだなぁとか。

心細くて居場所が無いような気がするときも。

最初の頃は自分と離れててフワフワしてたり、あの時どうしたらよかったんだって自分を責めてキューーーッとなったりしてる。

それが徐々に自分の希望に触れて、エネルギーがふわ~っと明るく開いていく感じが伝わって来る。

あ、なんか咲いてきた。って思った。

全部正直に書いてるから、伝わって来るんだと思う。

すごいこと書かなくても、感じたことありのまま、ぴたっとくる言葉を探していくだけ。

誰のためにでなく、自分のために。

そしたら、それを「いいな」って思ってくれる人たちが読んでくれて、お手紙書いてって言われてる。

半年前の自分には考えられないことだと思う。

自分のために書くことって、届かなくて苦しかったり開くことが怖かったりする。

最初はそれが受け止めれなくて辛いんだけど、やってるうちにそんな時もあってべつにええやんって思えてくる。

自分のこと満足させるために書くのってめちゃくちゃ楽しいよ。

わたしはこうやって書くのが気に入ってるよ。

そんなことをこれから書いていきます。

自分の中にあるものに気づくだけなんだと思う。

わたしの魂が望んでいることを、わたしの体でやらせてあげる。

大それたこと言ってて、全然できていないんだけど。

目指すところはいつもそこで。

自分のことを知るのが一番面倒くさいと思っちゃう。

だって一番うるさいんだもん。

でも、知ろうとすること、叶えようとすること止めたら鈍る。

自分を殺して生きるのは、死ぬよりキツイと思ってる。。

だから、ゆっくり、結果にこだわらなくていいから、これからもやってく。

人の期待に応えようとすることなく、ただただ自分に誠実でありたい。

いつでも腹の声を聞いていたい。

それを聞いて、言葉で表現していたら、わたしはもうかなり幸せ。

満たされる。

これからも自分と一緒に書きたいものを書いて行きます。

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