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24歳、鬱病になる。ー〔176〕×元の生活/○新しい生活

私24歳にして、今年2023年の1月に鬱病と診断を受けました。

鬱病になった私に起きたことや、そこから立ち直れるにようになるまでの姿を、自分なりに整理して、書き起こしてみたいと思います。

自分のために、そして同じような境遇の人の何かの一助になればよいなと思っております。


前回の記事では、また再び走り始めたことを書きました。今回は、そうやって少しずつ変わっていった私の生活を書き記していきたいと思います。 

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何か変えるために、再び走り出した。ランニングの他にも生活に変化を加えていくことにしました。

まず走った後の入浴で、再び本を読むことにしました。集中力が落ちていたことで長らく読書はしていませんでしたが、なんとか入浴中の数十分は読書できるくらいになりました。

ゲームの時間も減らしていきました。全くしないわけではありませんでしたが、1日5時間くらいから1時間2時間くらいまで減らしました。

空いた時間に家で映画を観ることにしました。鬱病と診断されてからは長らく家で映画を観ていませんでしたが、ようやくそれができるほどの集中力にまで回復しました。今まで観たかった『指輪物語』サーガ(『ロード・オブ・ザ・リング』&『ホビット』シリーズ)や『仁義なき戦い』シリーズを観ていきました。たまに集中力が途切れてぼーっとすることはありましたが、概ね楽しんで観ていました。

加えて幸運だったのは、同じ時期にWBCが始まったことでした。私は幼い頃から阪神ファンで、阪神に限らず野球観戦は大好きでした。なので、WBCの試合がある日はウキウキでした。

といっても、ずっと試合に丸かじりで集中していることはありませんでした。野球にはメリハリがあります。流れ的に何も起こらなそうなときは、大体は何も起こりません。そういう時はテレビを消音にして、読書をしていました。

そんな感じでゲームだけでなく、ランニング・映画・読書・野球観戦も生活の一部に溶け込ませていきました。ランニング・映画・読書の3つは、鬱と診断される前にも習慣化していたことでした。ただ、別に元の習慣を取り戻そうという気はありませんでした。無理矢理続けるつもりもありませんでした。飽きたり面倒臭くなったりしたら、すぐにやめてもいいと思っていました。

ゆっくりと新しい生活を確立し、そこからまた次の1歩を踏み出せそうと思っていました。


記事のバックナンバーなどは、こちらのマガジンでまとめていきます。