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【経済に隠れた命】廃鶏にとってベストな選択は…
こんにちは。
じゅんじです。
"自然とつながるサステナブルな暮らし"
をテーマに記事を書いています。
前回の記事で、
廃鶏と暮らすことになることをお伝えしました。
廃鶏とは、採卵ができなくなり
鶏舎から出されてしまう雌ニワトリのことです。
ニワトリは卵を産めなくても
人と生活には相性の良い動物です。
廃鶏と暮らすにいたって
廃鶏の背景について知る必要があります。(ダジャレじゃない)
今回は、
「ニワトリの採卵と課題について」
の内容をお届けします。
▼前回の記事
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”自然とつながるサステナブルな暮らし”の過去記事は、
プレミム版となって、¥300で販売!
※冒頭まで無料で読めます。
ニワトリの採卵
![](https://assets.st-note.com/img/1696412961366-y3mAxWmPRx.png?width=1200)
ニワトリの採卵は、生後5ヶ月~1年、または2年の間に卵を産みます。
年と共に卵を産む頻度は落ち、3歳になると卵を産む頻度は落ちてきたり
卵の形が変形したりしてきます。
ニワトリはオスがいなくても産卵することができますが、
それは出産とは違います。
ニワトリがオスがいなくても卵を産むことは、
生理と同じようなことのようです。
ニワトリは日周期で排卵します。
生後2年までは、1日に1個や2,3日に1個の卵を産み
生後7~8年で産卵はしなくなります。
ちなみにニワトリの平均寿命は10年です。
廃鶏のベストな選択は…
![](https://assets.st-note.com/img/1696413037936-WxWExLu7jt.png?width=1200)
"廃鶏"は冒頭でも出てきたように
採卵数と飼育コストなどを経済的な判断で
鶏舎から出される雌ニワトリのことです。
食肉用ではないニワトリは
年齢と共にお肉が硬くなっていくため食肉として難しくなります。
ミンチやレトルト食品、チキンエキスなどに加工されますが
その過程においてもコストがかかります。
採卵と食肉用とでは施設のシステムが異なります。
採卵用は採卵に適したシステムであるため
食肉のシステムは整っていません。
そのため食肉用の施設に移動させるコストもかかってきます。
廃鶏は加工処理をされ、鮮度を気にしないためか
ニワトリをケージに入れたまま放置する問題も発生します。
ケージに足が食い込んでしまったり、
ケージは上に積み重なられているため、上から糞尿が落ちてきたり
卵が落ちてきたりします。
中にはケージに入れたまま命を落としてしまいます。
処理をすることがいいのか、
お肉に加工することがいいのか、
ケージに入れたままがいいのか、
ベターは判断できそうな気がするだけで
ベストの選択は難しい。
経済では隠れている大切なこと
![](https://assets.st-note.com/img/1696413156241-qfmbAg9dfd.png?width=1200)
ベストの判断が難しい理由は、
どの選択にしてもニワトリにとっては”死”しかなくて。
自給自足の視点から見るベストな選択は
ニワトリのお肉を自分の体に入れて、命を循環させることかもしれません。
僕は、ニワトリ本来の習性でニワトリとして"生きる”ことをしてほしい。
採卵施設にいるニワトリは、採卵のために品種改良されたニワトリです。
採卵しないニワトリを飼育することに対して、意見があると思います。
しかし一年半前に廃鶏を飼っていたとき、
日向ぼっこをしたり、ゴロンと横になっていたり、
人に好奇心を持って突いたり、後を追っていく姿みると
品種改良された生き物は
"命ある"生き物だと感じました。
経済は大切です。
しかし経済では見えない部分を見ることも大切です。
その見えない部分を見えるようにして、
両方の大切さをしることも、
サステナブルな暮らしなのかなー、と思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回もお楽しみください!
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