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はじめの一品

日々、特段考えも巡らせず「自動的」にやっている事にはどんなことがあるだろうか?

その問いを自分に当てはめて考える前に、ChatGPT(GPT-4)に「「日々、特段考えも巡らせず「自動的」にやっている事」のメリットとデメリットは何ですか?」と聞いてみた。

すると、

メリット:
1. 効率性
2. 安定性
3. 意思決定の負荷軽減
4. 習慣の強化

デメリット:
1. 柔軟性の欠如
2. 成長の停滞
3. 自動的な悪習慣
4. 物事の見逃し

の各々4つだよ。
と、即座に回答が返ってきた。
相変わらず回答がつまらない・・・。
でも、いつか役に立ちそうだ。

回答はこれで終わらず、例によって〆の御託宣が続いた。

「日常生活においては、ルーチンや習慣がある程度必要ですが、その一方で過度に自動的な行動に依存すると、上記のデメリットが現れる可能性があります。バランスを保ちながら、適切な柔軟性を持つことが重要です。」

やかましい。
聞いてないことまで答えなくてよろしい。
毎度思うけど、ChatGPTはこの最後の御託宣が余分だなと。聞かれてないことまで答えてるから、システムに負荷がかかるんじゃないのか?

って、私も聞かれてないですね。すみません。

で、「特段考えも巡らせず「自動的」にやっている事」のことの話でしたね。

朝5:00。
1日のはじめに必ず口にするフレーズは、
「アレクサ!ストップ」。だ。
毎朝、J-WAVEの音で起きられるようにセッティングしているのだが、すぐに止めてしまうのでどんな番組をやってるのかは知らない。
それでもAmazonEchoは律儀に毎日J-WAVEを朝5:00に流してくれる。

これは「自動的」か?
否。数日に一度、起き抜けの脳みそが迷った挙句、「Hey Siri!」と言ってしまい、耳元のiPhoneから「はい」と言われてギョッとして、起きて数秒後なのに多少の敗北感を味わいながらアレクサ!と言い換える。
特段考えも巡らせずどころか、特段ややイラつきが巡っている。自動的じゃない。

夕方6:00。
友人と入った居酒屋で着席。
とりあえずビールをオーダーした後の「はじめの一品」は?
そう、この「はじめの一品」こそが今日のテーマだ。
では、お前の「はじめの一品」は何だ?
と聞かれたら、答えは、

「冷やしトマト」だ。

これは「自動的」か?
否。少し考えないと「冷やしトマト」とは答えられなかった。考える隙があっては自動的とは言えないのだ。

そんな事を、とりあえずオーダーした生ビールを飲みながら考える。

あ、「自動的」。

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