ビヨンセ「グラミー賞ダンス/エレクトロニック部門制覇」問題は妥当か否か?を考える
久しぶりのnote投稿です。
今回は今週話題になった「Beyoncé(ビヨンセ)の第65回グラミー賞ダンス/エレクトロニック部門制覇」についての雑観をつらつらと書いてみようと思います。
まず、今年のグラミーも開催前から色々言われていたり、最優秀賞発表後も結果に納得いかないファン発?の"誰々が誰々の最優秀賞獲得に文句を言っている"みたいな憶測の話など、ネガティブな話題もちらほら出ています。
要は色々と物議を醸しているわけですが、そのうちのひとつがBeyoncéのダンス/エレクトロニック部門制覇という感じですね。
この件に関しては、授賞式前にダンス/エレクトロニック部門ノミネート作品の選出基準を疑問視するMixmagの特集記事も公開されていましたが、SNSをざっとウォッチしていると、この問題の主な争点として挙がっているのは、
・『Renaissance』はそもそもダンス/エレクトロニック部門のアルバムと言えるのか?
・世界最高峰のポップスターがダンスミュージック部門に進出してきたことで、そのジャンルの専門家の活躍の機会を奪っている
の2点です。
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