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仮想空間とは? 本音でわかりやすく語られている「仮想空間シフト」尾原和啓 山口周


 Kindle本を耳読しています。 

読み終えるまでの平均的な時間(2時間26分)

仮想空間という言葉から、思い浮かべられるのは

ゲームのイメージしかなかった私にとって仮想空間という考え方がわかりやすく理解できました。

また、この本は対談形式で、歯に衣着せぬ本音のモノ言いが多く、耳が痛いところもありましたが、とても共感できました。

 

 「デジタルネイティブ」とは、現在の20歳前後かあたりから下の世代がZ世代と言って、彼らは生まれた時からインターネットが身の回りにあって、子どものうちにスマホやタブレットにも親しんでいる世代のことで

その世代を中心として仮想空間のゲーム内で、リーダーポジションかフォロワーポジションかを自分で見極められるようになっているようです。

仮想空間というと、コミュニケーションはどうなのか、というような問が出てきそうですが

そういった心配よりも、自分のポジションを見極める力は、リアル世界よりもついているようでした。

 

また、会議の中で掲げている問題に対して

「本音はどこにあるんだろうか?」

と探ってから出ないとアクションが取れないという話。

これは、まさにそうだと感じました。

「いや実はそういうやり方は常務がお好きじゃなくて…」と言い出したりする

これは、私の心を貫きました。何のための会議なのか…。

 

 仮想空間シフトがうまくできないリアルファーストな世代は、実は46〜70歳くらいだが、その世代が社会のルールを作るところに問題があるということでした。

 

その世代の真っ只中の私は、置いていかれないように、新しいことに好奇心をもっていきたいと感じました。私にとっては、心が引き締まった1冊です。

 



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