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過去に囚われない生き方をする①
おはようございます。TICEコーチ小野寺です。
人は過去の記憶が信念となって無意識の判断と無意識の行動を決めています。新し考え方に変えない限り同じ生き方を繰返すことになります。過去に囚われずに違う人生を送りたいと思うのであればマインド(脳と心の使い方)を変える必要があるのです。
マインドを変えるとは過去に重要と判断してきたものではなく、新しく重要と願う事を未来に描き、今まで見えていなかったものを見える様にすることです。
人は過去の記憶を元に必要な情報が知覚されます。
RAS(網様体賦活系)は膨大な情報の中から重要なものを知覚して認識します。必要なものだけを通すフィルターの役割として存在しており、目で見ていると思っても不要なものはフィルターで遮断されて知覚しないので認識されません。RASによって見えなくなっているものをストコマと言います。
コーチングプログラムでは新しい考え方を手に入れる技術がアファメーションです。言語に重きをおいたプログラムであり暗示や催眠と違うのは、新しい考え方を手に入れるので人生をまるごと変えてしまうということです。それはゴールの世界の臨場感を上げて新しいゲシュタルトを手に入れることです。
マインドを変える。脳と心の使い方を変えるのはゴール設定が全てです。ゴールの世界をリアルに感じる事ができるとゴールの世界が現実になります。人間に内在している人格は、違う言語を話すという場合、日本語と英語であれば2つの人格が存在しています。日本語の時は日本語の人格となるので、内在している人格が複数でも表に出る人格は1つです。
ゴール設定すると選ばれる人格がゴールの世界の人格なのか、現状の人格かを選択されているのです。よってゴールの世界の人格が選ばれるためには今よりも強いゴールの臨場感を創り上げる事が必要です。
RAS・ストコマの原理によりゴールの世界のゲシュタルトが選ばれるとゴール達成するために必要な判断と行動をとるようになるので、ゴールに向かう為の新しい情報が見える様になり、過去とは違う判断と行動を選択するようになるのです。
人は現実世界を見ていると思っていますが、RASによって見える情報は限られており、不要と判断しているものは遮断されているのです。
見えているものは昨日まで重要と判断されたものです。よって私たちは物理的現実世界を見ていないのです。つまり変性意識状態であるということになります。それによりリアリティの定義も変わり、仮想空間であってもそこにゲシュタルトが選ばれている場合はリアリティとなったのです。
さらにバーチャルリアリティの定義についても変わり、現実に似せようと作り上げてきた仮想現実ですが、人は変性意識状態と考えるとこれが現実だというものが存在しないことになります。つまりリアルワールドは存在していないことになるのです。
ゴール設定をすることが重要です。過去の繰り返しではなく未来にゴールを設定してゴールの世界の臨場感を上げるのです。ゲシュタルトは現状と仮想は関係なく臨場感が高い方を選びホメオスタシスを移行します。
最後までお読みいただきありがとうございます。
<用語>
ゴール
心からなりたい事。やってみたい事。
※誰にも言わない。
ゴール設定
現状の外である事。
信念
ビリーフシステム。過去の記憶で出来上がった正しいと思っている事。
RAS
網様体賦活系。人に備わっている機能で不要な情報を遮断して重要な情報を通過させて知覚します。
ストコマ
RASによって見えなくなっている物。
アファメーション
ゴールの世界の臨場感を上げる技術。
ホメオスタシス
恒常性維持機能。外部環境によって寒さを感じると震える。暑いと汗をかいて心地よい状態を維持しようとする機能。