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こんにちは、夜半侍士です。今回は芥川龍之介『猿蟹合戦』です。
出典は、芥川龍之介 猿蟹合戦 (aozora.gr.jp) さん。
文豪の二次創作だ。それもおとぎ話の。いいですよね、おとぎ話モチーフ。おとぎ話がモチーフの能力バトルとかファンタジーとか大好き。
原作は「めでたし めでたし」で終わっている。が、はたしてそうなのか?というお話。芥川、badendで続ける派だな?
というか卵なんですね。私が知っているやつだと牛の糞だった。演劇とかやるときも、牛の糞はかわいそうだろうとずっと思っていた。
な、な、な、なんだって~~~~~。
でも言われてみれば人?殺しなんだから、死刑になってもおかしくはないか。共犯者は無期懲役。うんまあ…でも情状酌量の余地があってもいいじゃない、確か親蟹殺されてるでしょ。
…クソリプ?というより理屈屋?…というより、現実の厳しさ?証書主義ってやつ?
なんにせよ、書面交わしてないよね?熟した柿って言ってないよね?ってことらしい。
え~。絵本の中じゃ明らかに悪意あったけどな~悪い顔してたし。でもそうか、私刑を行ってしまっていて、猿も死んでしまっているから、猿の悪意はもう公的に証明できないんだな。
弁護士も匙を投げちゃった。しかしシンプル。しかも金だけはもらっていくという。悲しいね。悲しいよ。衝動的な行動に、世の中はかくも冷たい。
…Twitter?芥川、大正時代にTwitterやってた?まさにTwitterでの意見って感じ。逆に言えば何年経とうとも、世論とはこういうものなのかもしれない。
優勝劣敗。優れたものが勝ち、劣ったものは敗れる。哀しきかな現実はいつもこうで。でもじゃあ劣っているものはどうしたらいいんでしょうね。そこしか道がなかったかもしれないのに、その道を歩いたら愚者か、狂者か。
じゃあ、優れたものの人生を見せるのをやめてくれよ。配られた手札がそもそも違って、劣ってしまった人生が、それでもなんとか肯定しようとしても、真横で優れたものの人生を見せつけられていたら、自身の人生さえ肯定できないじゃないか。
…すいません、感情出ちゃった。なんにせよ、配られたカードが違って、結果の最大値が異なるのに、結果だけ見られるのは悲しいことですね。
金持ちは金を持っているので、不測の事態にも保険が張れる。強者は失うことの予防もできる。
やっぱTwitterだなこれ。実業家という、経済的な面の対比として、識者からの意見も描写されていく。識者だから、みんな、自分のテリトリーを引用して好きかっていう。原因を、自分のテリトリー内に持っていく。
で、原因を推測したとして、それが何になるんでしょうね。対策をとれて、結果が出ないとなんの意味もない。
なんかちょっと味方が出てくるのもTwitter…やはり世論はTwitterなんじゃないか?
味方としてだされてくるけど、「酒豪兼詩人」でだいぶ格を落とされてますね、そのうえで、補強理論も時代遅れだとばっさり切られ、最後には猿に対する私怨まで暴露。とにかく世論的には蟹のやったことは許されることではない。
蟹の死を悔やむものは、蟹の死にかかわったものに誰もいない。熟睡するし、天国の夢まで見るし、その詳細を覚えている余裕まである。悲しむのは婦女童幼のセンティメンタリズムに過ぎないんだってさ。ちょっと差別的ですねここ。
…蟹の犯罪者死別未亡人売笑婦…!?!?!?!?!?!?しかも貧困のためだけとは限らず性欲のための可能性がある!?!?!?!?!?!?!一気にレベル高くなったな。なんかこう…そういう特殊性癖の人が一気に寄ってきそう。蟹の犯罪者死別未亡人欲求不満売笑婦にどこまで刺さるのかわからないけど。
長男は心を改めました、と。『同類の肉を食うために』って、なかなかえぐい気がするんだけど、文脈的にマイナスの意味じゃなさそうだし、なんか違う解釈があるんだろうな。
芥川自身も小説家だから、自虐が入ってますね。女に惚れるほかはなにもしないし、いい加減な皮肉しか言わない。
哀しきかな、歴史は繰り返す…なんどでも。そういうオチですね。
違った。最後の最後に読者を突いてくるオチだった。メタ発言やめてください!!!!やっぱり最後までTwitterくさい話だったなあ。
以上です、ご閲覧ありがとうございました!次は何をよもうかな。
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