【資金調達】事業計画書で説得する @外食スタートアップ
東京で黒鶏ファニーというお店をやっている代表の吉田です。このnoteで外食スタートアップに関する記事を投稿していきたいと思います。
前回、資金調達の際に重要なポイントは「資料(事業計画書)」だとお話しました。
https://note.com/jun_yoshida/n/nc2224d5b51f2
実際には以下の資料を作りました。
①売上計画(12ヶ月×3年分)
項目は売上・原価・人件費・家賃・水道光熱費・消耗品費・外注費・広告宣伝費など。勘定項目に沿って作成し、客数、稼働率、曜日別売上もあると最高です!この画像の資料を36ヶ月分作りました。
②事業企画書
店舗のコンセプトやどんな業態なのか、メニューや物件情報などがわかる資料。こちらはパワポです。20枚〜30枚くらい作りました。そもそも実態も実績もないお店の売上計画なんて空想でしかないので、①で作った売上計画に根拠を持たせる為の説得材料です。近隣の競合店の来店数やその店と比較した自店のストロングポイントなどあれば金融機関も「フムフム」だと思いますよ〜 #競合調査は念入りに
③出店経費一覧表
設備投資と運転資金に分けて、必要な経費を一覧で記載します。
設備投資は、物件取得費、内外装工事費、厨房機器、消耗品などで、運転資金はオープン3ヶ月くらいの家賃、人件費、原価を作った事業計画に合わせて載せちゃいます。
大きくこの3つですが、要は「近くの似ている店がこれだけ売れてて、うちの店はこんなに良いお店なので、これくらいは売れるでしょう」「だからこれくらい借りても毎月これくらい利益が出るので安心してお金貸して大丈夫です」
と訴えている事業計画書にしました。
1店舗目の実績が出れば、あとは実績が物語ってくれますが、実績のない話に耳を傾けてもらえる根拠をこれでもかと書き出しました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?