山形まるごとマラソン完走しました〜関係者の皆さんに感謝
山形まるごとマラソンに初参戦してきました。
これまで、興味はあって友人のランを観戦にいった経験はあるものの、訳ありで自分の出走は初。
よかったところ
・起伏が前半上り、後半14km以降下りというコースなので、本来ダレてしまう部分が下り坂のため、ペースの低下が防げる。自分を含めた初心者クラスの方には割とタイムを狙いやすいコース。
・街中の中心部を走れる特別感。これは、どこのマラソン大会でもそうかも知れませんが、山形は霞城公園、文翔館、駅前、馬見ヶ崎川(芋煮大会会場)と山形の名所を一通り堪能することができました。
・一番は声援。結構、住宅街のようなところを走ることの多いコースという印象ですが、本当に多くの方が家の前に出て、応援してくれている姿が印象的でした。上述の観光地も、住宅地も、農道のようなところも走るのですが、本当に途切れない。本当に、力になります。
・私設のエイドの多さも特筆すべき点の一つかと思います。柿ピーにお蕎麦にシャインマスカット、ヤクルトまで配られていました。4000人近くのランナーに向けての準備ということで、費用負担もそれなりの額になったのではないかと推測します。それを承知で対応くださった方、本当に感謝!
・終わった後にウマーな芋煮が食べられます。前走が仙台ハーフだったこともあってか、1万円近い参加費に参加賞が大きめのタオルで、完走後もスポーツドリンクの配布だけだったような・・一方、山形マラソンは参加費が約半額でバスタオルのような巨大なタオルと芋煮の振る舞いがありました。国際マラソンという準備に要する費用など、色々と事情はあるのは理解するところですが、市民ランナーが楽しみの一環で走るという点では山形に軍配が上がるか、という感じです。
・あと、ハーフで給水所が7箇所という手厚さも売りポイントかと。
改善してもらえると嬉しい点
・結構、コースの曲がりが多く、ランナーにとってはちょっとした負担になるかと思いました。
・場所によっては道幅が狭く、かつ90度に曲がるような地点が何箇所かあり、他ランナーとの接触に気をつけながら走らねばならないのはマイナス点。
・あと、一部道路状況がよろしくないところがありました。轍ぼれだけだったら良いのですが、何箇所か、足を取られたら捻挫しかねないようなところもあり・・・贅沢な注文と思いつつも、改善してもらえると安心して走れるかと思いました。
自分のタイムはハーフ、1時間36分でした。
ちょっと前から1.5時間を切る!というのを目標に練習しているのですが、ベストが1時間32分でなかなか縮まりません。
業務都合もあり、練習が土日のみ、しかも両日1時間程度で月に100kmも走れていない状況ですと、なかなかタイムの伸びを期待するのも難しいなと思いつつ、課せられた条件下でなんとか目標を達成してやりたいという気持ちがメラメラ湧いています。
マラソンの良いところというか自分に合っているなと思うのが、年齢を重ねてもタイムの伸びが期待できるし、実際に伸びうること。もちろん、アスリートレベルになると話は別でしょうが、市民ランナーの範疇であれば、10代よりも早い60代もたくさんいますし、本当に”練習が嘘をつかない競技”という印象です。
補足ですが、マラソンに対するモチベーションが低下気味な時は、無理やりレースにエントリーする他、村上春樹さんのエッセイを読んだりしています。
効率的な練習方法が書いてあるわけでもなく、息を吸って吐くように毎日のランニングをこなす村上さんが日々思うことを書き連ねたものですが、走ることに対するスタンスという面で、何かしら参考になることがあるかと思います。