(レビュー)JVCケンウッド Victor 耳栓(イヤープラグ) EP-S433
私、現在進行形で最適な耳栓を求め彷徨っております。
軽々しく聴覚過敏だ、なんてことを言うつもりもないですがあるときソニーのノイズキャンセリングヘッドホンを装着して読書をしたところ、これまでにないくらいの没入感を得ることができました。
日常生活で耳を塞ぐという機会はほとんどはないでしょうから、ある意味雑音がある状態が普通とも言えます。
その普通の状態の時の集中状態を自分の集中状態、と考えていたので余計なノイズのない状態というのがどれほど集中力を高めてくれるか、逆に、気にしてなかったけど日常の喧騒・騒音がどれだけ集中力に影響しているかを体感するよい経験となりました。
といっても、これは万人に当てはまることではないのも周囲を見ていてよくわかります。
卑近な例で恐縮ですが、自分には読書大好きな兄がおります。
彼はよく言えば外部刺激に鈍感で、どんな状況でも集中状態に入ることができるタイプ。一旦切り替わると、周りで誰かがうるさくしてようが、親にご飯だよと呼ばれようが気づかないレベルで没入します。
ある意味、羨ましい・・・。
もし自分がどちらのタイプなのかわからん、という人がいたら安物でもよいので耳栓をつけた状態と付けてない状態で、自分の集中度合いや移動につけてみて疲労感がどう変わるかを確認してみることをおすすめします。
ちなみに、敏感なひとは移動中の車や新幹線の音や振動もそれなりの疲労要因になるそう。
これまでの経緯
Amazonで耳栓、イヤープラグなんてワードで検索してもらうとよくわかりますが、この界隈?めちゃくちゃ多種多様な製品がでていて、値段もピンキリ。
自分も過去にはMOLDEXのスポンジ型のもの、LOOPのゴム製品のもの、粘土のように耳に突っ込んで整形するものなど、いろいろな製品を試してきました。
(中華の粗悪品の高評価に釣られ、何度失敗したことか・・・・泣)
主な用途としては、勉強用、睡眠用ですので求めるところは
・遮音性
・使いやすさ(外れにくさ、装着しやすさ)
の2点。
現状、個人的にはVictor製品が上に示す2点の評価が良かったため、スタメンでしようしているところです。
タイプ別の利点と欠点
(1)スポンジ型
一番安価でよく見るのがこのタイプかと思います。
形状記憶素材でできていて、装着時に小さくして耳に挿入、少し放置するともとの大きさに戻るので耳を塞いでくれる、というものです。
確かに、安くて遮音性もあるので入門編としてはよいのですが、自分は装着が下手だったのか、フィット感がわるく、外して付け直すという作業が結構手間に感じてしまいました。
一発で上手に上手く装着できる人にはよいかもですが・・。
あと、装着してる時の違和感というか耳に異物が入ってる感覚が他の製品より強く、そこもマイナスポイントでした。
(2)粘土型
こちらは、小さい頃の粘土のようなタイプで、細い形状にして耳に突っ込み整形することで遮音するタイプ。
遮音性が高いのと、異物感が少なく、目立たないという利点もあったので時々会社でも利用していました。
ただ、素材の性能上、若干の粘着性があり、埃やゴミ、耳垢なども巻き込んでしまうため、徐々に黒くなり、交換が必要になります。
それほどの頻度ではないものの、それが億劫になって、下のタイプに切り替えました。
それほどのコストではないですし、交換をそれほど負担と感じない方はよいかと思います。
(3)ゴム製
で、現在使用してるのがこのタイプ。
カナル式イヤホンと同じようなもので、着脱が簡単なのが特徴です。
装着のステップが、取り出す→つける というシンプルなもので、楽なのがメリットの一つ。
上の2つの形式と比べると遮音性が低そうですが、上の2つはスポンジ型、粘土型と遜色なく遮音してくれます(体感)。
そこそこの値段がするのが欠点といえば欠点ですが・・・まあ、こういうQOLを上げうる商品には積極的に投資をしてもよいのかな、と思います。
感覚としては、Victor製品の方がやや高く、大きいですが遮音性も高かったです。
装着するとそれほど大きさは気にならず、就寝中に付けていても朝まで外れませんでした。
なんとなく集中できないな、とか疲れるなと言う方。
もしかしたら、原因は音、かもしれませんよ!