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「犬の十戒」を対犬に限らず全てのコミュにケーション時に大事にしたいなと思った話

最近、運転する機会が多かったこともあり、色々なpodcast番組を聞いてみました。その中で、面白かったものの1つが「ごはんとみそしる」という番組。

配信者の方はアーユルヴェーダへの造詣が深い方のようで、最近の10〜20話を聞いて要る限りでは、リスナーの質問に関してそれらの知識を用いて回答するという番組構成でした。

純粋に科学的に正しさを追い求めるというよりは、“アーユルヴェーダで考えるとこうだよ” といった押し付けがましくないスタンスなのと、配信者のきょんさんという方が自然体(自分の住んでるところや流産した経験など、あけっぴろげに話してくれる)なのもあり、肩肘張らずに聞けてそしてちょっとためになる。
そんな感じの番組。

ある回にて、犬を飼うかを迷っている方のお便りが来た際に紹介されていた犬の10戒なるものが、犬に限らずありとあらゆる「命を預かるもの」が知っておくべき内容だなと思ったので、シェアします。

犬の十戒(いぬのじっかい、The Ten Commandments of Dog Ownership)は、作者不詳のまま広く世界に伝わっている英文の詩で、日本では「犬の十戒」として知られているが、実際には原典があり、ノルウェーのMrit Teigenというブリーダーが犬の買い手に渡している「犬からご主人への11のお願い」が元である。ペットとして飼われることとなったと人間との望ましい関係を、犬が人間に語りかけるという形式で訴える内容である。

Wikipedia

1. 私の一生はだいたい10年から15年です。あなたと離れるのが一番つらいことです。どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しいのです。
2. あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで待って欲しいのです。
3. 私を信頼して欲しい、それが私にとってあなたと共に生活できる幸せなのですから。
4. 私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。あなたには他にやる事があって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。でも、私にはあなたしかいないのです。
5. 時々話しかけて欲しい。言葉は分からなくても、あなたの心は十分私に届いています。
6. あなたがどのように私を扱ったか、私はそれを決して忘れません。
7. 私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しいのです。私は鋭い歯であなたを傷つけることができるにもかかわらず、あなたを傷つけないと決めているのです。
8. 私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、怠けているからといって叱る前に、私が何かで苦しんでいないか気づいて下さい。もしかしたら、食事に問題があるかもしれないし、長い間日に照らされているかもしれない。それとも、もう体が老いて、弱ってきているのかもしれません。
9. 私が年を取っても、私の世話はして下さい。あなたもまた同じように年を取るのですから。
10. 最後のその時まで一緒に側にいて欲しいのです。このようなことは言わないで下さい、「もう見てはいられない。」、「居たたまれない。」などと。あなたが側にいてくれるから最後の日も安らかに逝けるのですから。忘れないで下さい、私は生涯あなたを一番愛しているのです。

人間と犬とでは老化というか歳をとる早さに差があるとさ、一般に犬は人間の4〜5倍の速度で歳をとる、と言われています。
そのため、10戒めの中にはその速度差を述べたものがありますが、内容としては、犬に限らずいずれの生き物にも当てはまるし、少し抽象化すれば、人間にも当てはまる、というか当てはめるべき内容だと思います。

自分も数年前、娘を持つ親になりました。
正直、目の前の1人の人間(娘)に対峙して日々を送るだけでも精一杯になってしまう部分もあり、怒ったり・きつい言葉を投げかけてしまうこともあります。
嘘をつかない素直な子になってほしい、優しい子になってほしい、といろんなことを子供に要求したり、望んだり。
でも、そうなるように接してあげられてるか?
即答できる自信がないのが正直なところ。
むしろ、親になるのは初めての経験なので、今の自分の接し方が将来の望む像に近づくものになっているかさえわかってません。

でも、もしかしたらそんな「将来どうなってほしい」という親のエゴよりも大事なものがある。
生まれてきてくれただけで嬉しかった時の気持ちを忘れずにいたいものです。

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