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『本当に頭のいい人が実践しているAI時代の読書術』

「私たちは脳を鍛えるべきだというのが本書の主張です。」「なぜなら、AI時代こそ、AIを使いこなす人間の頭脳が必要だからです。」と述べている本があります。


本日紹介するのは、年間1000冊以上のビジネス書に目を通し、300冊以上を読破する愛読家で、代表作『週末起業』ほか50冊以上のビジネス書を出版している経営コンサルタント、株式会社アンテレクト取締役会長藤井孝一さんが書いた、こちらの書籍です。


藤井孝一『本当に頭のいい人が実践しているAI時代の読書術』(ぱる出版)


この本は、AIの普及に漠然とした不安を持っている方読書が大好きな読書家はもちろん、これから本を読んで人生を切り拓いていきたいと考えている人など、ビジネスパーソンに広く読んでもらうことを期待して書かれた、「読書で脳を鍛え、思考力を育む習慣を持つ」ための書です。


本書は以下の5部構成から成っています。

1.AI時代の読書

2.こう読めば、頭が良くなる

3.頭が良くなる本はこう選ぶ

4.頭が良くなる読書の活かし方

5.私が読んできた名著たち おすすめ30冊


この本の冒頭で著者は、「読書が頭脳を鍛える上で効果的な手段であることは、これまでも多くに研究で裏付けられています。」と述べています。


本書の前半では、「AI時代の読書」ついて、以下のポイントを説明しています。

◆ AI時代に生き残れるのは、AIの上司だけ

◆ 読書は内容について深く考え、実践するなどアウトプットが重要

◆ 読んだ本について、話す、書く、行動する

◆ 読書でAIが苦手な創造力、人間力、目的地を決める力(経営者の思考法)を養う

◆ 読書で健康とお金が手に入り、幸せになる


この本の中盤では、「こう読めば、頭が良くなる」および「頭が良くなる本はこう選ぶ」について解説しています。主なポイントは次の通りです。

◆ 本を読む目的を確認し、目次で全体像を把握する

◆ 熟読と流し読みを使い分ける

◆ 読書メモで著者の主張を階層的に理解する

◆ 読書を習慣に(読む場所と時間)


◆「はじめに」と目次にエッセンスが詰まっている

◆ 本の中味をブラウジングする

◆ 著者の本音がにじみ出る「あとがき」もチェック

◆ 書店には「出会い」と「発見」がある


本書の後半では、「頭が良くなる読書の活かし方」および「私が読んできた名著たち おすすめ30冊」について考察しています。主なポイントは以下の通り。

◆ 本を読んだらすぐに使ってみる

◆「読んだら話す」を習慣にして、要約力を武器にする

◆ 書評で文章力を鍛える

◆ 書評の内容は、①何が書いてあるか、②何を学んだか、➂どう活かすか

◆ AI時代の脳トレに役立つ名著30冊を紹介


この本で勧めている読書術は、私が40年間続けてきたビジネス書の読書法とほとんど同じで、違うのは最終章の「おすすめ30冊」のセレクションくらいです。私の読書法は以下の著書に詳しく書いています。


あなたも本書を読んで、頭のいい人が実践している「AI時代の読書術」を学び、実践することで人生を変えていきませんか。


ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。

https://www.youtube.com/@user-kd3em9nm4q/featured

では、今日もハッピーな1日を!【3368冊目】

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