境遇は選べないが生き方は選べる
凡人にとって人生は、思い通りにいくことより、思い通りにいかないことの方が圧倒的に多い。
私たちは、自分たちに与えられた境遇は選ぶことはできませんが、生き方は選ぶことはできます。
2種の成功
私は、人生には2種類の成功があると思っています。1つは、経済的成功に伴う社会的成功。そして、もう1つは、経済的成功の有無に限らず人として成功する人間的成功。
社会的成功を決定づけるのは、経済力。
人間的成功を決定づけるのは、人間力。
理想的な人生は、両方の成功を手に入れることでしょうが、野村総合研究所の調べで世界スタンダードで富裕層と定義できる日本人は、全人口のわずか0.012%です。
一般的に富裕層とよばれる部類に入るのは、もはや奇跡レベル。経済や社会的成功の世界は、努力と才能ではなく、運次第です。
人間的成功を目指す
私は、人間的成功は、お釈迦様がいう「利他の心」をもてるか、どうかだと思います。
自分を愛せない者は、他人を愛することはできません。自分をしっかり愛しつつ、お子さんや伴侶、ご両親や家族、パートナー、恋人、ペット等愛する存在にたくさんの愛をそそぐ。
気持ちに余裕のある人は、愛する存在以外にも、優しさを与える。コンビニの店員にお買い物したらありがとうという、電車の中でお年寄りや妊婦さんに席を譲る、荷物が多く階段が登るのが大変そうな人を手伝う…といったちょっとした優しさを発揮する。
もっと心に余裕のある人は、身寄りのないお子さんや動物、DV被害者等の団体のボランティア活動に参加する。
見返りを求めない無償の愛を自分と他人にたくさん与え、利他の心を発揮できれば、私たちは、人として成功することができます。
生き方を選ぶ
私たちは、境遇を選ぶことはできませんが、生き方を選ぶことはできます。
理不尽な目にあった時、人生思い通りにいかない時。私たちは、キレたり、感情的になって人にあたったり、自暴自棄になることもできます。
一方、自分自身が辛い状況にあるにも関わらず、愛する存在に普段と変わりのない愛をそそぎ、他人に優しくすることもできます。
綺麗事に聞こえるかもしれませんが、私は、仕事や人生等において自分自身がどんなに辛い状況にいようとも、普段と変わらず愛する存在に無償の愛をそそぎ、他人に優しくできるような生き方がしたいと心底思っています。
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#習慣にしていること