辞典.26「火星(他の太陽系惑星や衛星を含む)の生物」
「辞典」 現在の常識と見識の違う事柄を記した心境に左右されない現在の見解を解り易く記し、状況から空想を肯定し得る暫定的な事柄
火星(他の太陽系惑星や衛星を含む)の生物=火星にはその可能性があるが、現在は大気が少し薄く海が確認出来ない(矮小な生物や水も酸素も存在するであろう) 地球からの望遠映像や火星の軌道に乗っている衛星写真からは大気が希薄だと感じていた しかし、火星探査機の映像を見れば明らかだが大気が殆んど無い月と比較すれば解り易いが光の拡散と空の色が地球に非常に近く大気は十分だろう 月には大気が殆んど無いから宇宙空間と同様に太陽の光がまるで暗闇に照らされた照明の様に見え、その影は真っ黒に見えるからである 火星の大気は地球に例えると標高5000m~7000m前後の酸素濃度と推測している 当然、探査機内で酸素濃度を徐々に減らして体を慣らせば(高山病予防)生命維持装置が無くても問題が無いと思う 後、大地に着陸して撮影した画像は地球の廃墟、潮が引いた海岸線、溶岩が転がってる地帯や夏季に地表が露出した南極を想像してしまう程に酷似していて土壌に散乱している岩や石が地球の砂漠地帯とは異なり非常に多く尚且つ、砂ではなく湿り気がある土に見える まるでたった今、水が消たえ様に感じてしまう程だ 問題は昔、火星にそれなりの面積の海や湖があったかどうかである 土壌に散乱している岩や石が角ばっていて風の浸食による風化度合いが少ない為、現在の状況になったのは何十万年前とは考え難い 何故なら、地球の砂漠地帯は石や岩が殆んど無く風の浸食により砕かれた後に細かい砂の粒子になるからである それと地球の半分程しか大きさがないのにも関わらず地球よりも高低差が高く起伏に富んだ地形である 具体的には火星の最高地オリンポス山と最低地ヘラレス盆地との差が31kmで地球の最高地エベレスト山と最低地マリアナ海溝との差が10.9kmである 結論としては風の浸食による風化度合いが少ない事と高低差が高く起伏に富んだ地形である事から水によりえぐられ、形造られたと考えたほうが自然である事からそれなりの面積の海や湖が何千年から何万年前までは存在していたと考えたい では、それなりの面積の海や湖が消滅や酸素濃度低下の原因は何だろう 恐竜の絶滅でも記している月と地球の引力関係と同様の現象だと考えられる しかし、火星の場合は火星の大きさに匹敵するかそれ以上の大きさの彗星(惑星)が急接近し大気の大半が飛ばされて、徐々に酸素と水分が宇宙に拡散されて現在の状況になったのではないかと考える 火星の土壌を掘り起こせば文明の証しが発見されるだろうと考えている その他では太陽からの距離が地球より遠くて、大気が厚い事が必須条件だ 分厚い大気に覆われている木星にも興味がある 太陽から遠い距離に存在しているが大気の厚さにより熱を逃がさない しかし、大気が厚過ぎて光を透さない可能性が非常に高い、重力が強い、有害な大気等の関係で生物の存在は難しいだろう 只、ガス星とも言われているが確認されていないし、探査機が大気圏内の映像を撮影していない 大気圏を抜けた先には未知の何かがあるかもしれないが磁場が強すぎて探査機が中に潜入出来ない 後、惑星に限らず衛星にも可能性がある(土星の衛星タイタンや木星の衛星エウロパ等は特に可能性が高い) しかし、水星や金星は可能性が無いだろう(大気が薄い為に有害な宇宙線や熱を遮断できないし太陽との距離が近い)