柔道選手におけるウエイトトレーニング
高校生までにトレーニングはしてほしいですが、むちゃくちゃなトレーニングでケガなどにならないように計画的に実施しないといけません。
バーベルを使ってトレーニングは身長が伸びないなどと言われています。
科学的にはトレーニング指導者の下で実施した場合身長が伸びないということはないという研究もあります。
また、ヨーロッパ圏では小学生からウエイトトレーニングをしており、180cm以上になる選手も多くいます。
トレーニングの量などをコントロールして計画的に実施することが必要です。
どういうトレーニングが必要なのか?
柔軟性トレーニング
怪我を予防するためにはある程度の関節可動域が必要です。
腰を痛めたりする選手は股関節を開く角度や股関節を捻る角度が狭い場合、胸椎と呼ばれる胸あたりの可動域が狭い傾向にあります。
胸椎の可動域が狭いため、腰を無理やり動かして痛めるということがあります。
痛めないためには関節の可動域を広げておく必要があります。
肩甲骨が床につくかをチェックしてみましょう!
ウエイトトレーニング
成長期まではホルモンのバランスなどで筋肉を大きくすることがなかなかできないことがあります。
体を大きくするためにご飯を食べて体重を増やして筋肉にするということを言われると思います。
活動時のカロリー消費が多いため、余剰にカロリーがないため体を大きくすることが難しいためいっぱい食べて摂取カロリーを増やすことで筋肉や体にカロリーが行き渡るためと考えられているのを伝え方が間違っているのではないでしょうか?
筋肉=脂肪ではないのでそこが変換されるということはありません。
また、成長期の時は神経系の発達、心肺機能の発達などがあるとスキャモンの発達発育曲線では言われています。
一般型とは筋肉、身長、体重などと言われており成長期が終わりかけにとても伸びてきます。
そのため、筋肉をつけるような筋肥大のトレーニングよりも今ある筋肉を使えるようにする神経系へのアプローチをしたトレーニングをすることが効率的だと感じます。
フォームの習得、力を速く出すなど今持っているものを相手よりも速く出すことを鍛えておくと成長期後に伸びていくと思います。
今も大切、将来も大切
今、競技力が高いこともとても大切です。
高校、大学、社会人と強くなっていくことも大切です。
目先の勝利も大切ですが、大学で伸びる選手などまちまちです。
早い時期で強くなって伸びないという選手も多くみてきました。
段階を考えて強くしていくことを各カテゴリーの指導者は考えないといけないと思います。
各カテゴリーで指導者の交流などし、上のカテゴリーへいいパスができるという育成システムも必要です。
お問い合わせ先
色々書いてみましたが、どのような時期にどのトレーニングが必要なのか?
どうしたらパフォーマンスが上がるのか?
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