測定の考え方
トレーニングの成果を評価するためにテストや測定を実施します。
測定を行うことで1回の練習もしくはトレーニングのセッションが減ることがあります。
測定をしないといけないということが必ずなのかを考える必要があります。
測定をすることでみれることもあります。
メリットとデメリットを考える必要があります。
トレーニングの測定の順番はどれがいいのか?
1.非疲労性テスト
身長、体重、柔軟性、皮脂厚、周径囲測定、垂直跳び
体に疲労が溜まらない測定を最初にします。
2.アジリティテスト
Tテスト、プロアジリティテスト
俊敏性、敏捷性を能力を見るテストになります。
3.最大パワー、最大筋力テスト
1RMパワークリーン、1RMベンチプレス
重量を全力で挙上するテストを行います。
4.スプリントテスト
40mスプリント(10m、20mスプリットタイム)
短いスプリントの測定を行います。
5.局所筋持久力テスト
腕立て伏せ、上体起こし
腕立て伏せが30秒間で何回できるか、上体起こしが30秒間で何回できるかなど局所の筋持久力テストを行います。
6.疲労性の無酸素性能力テスト
300ヤードシャトルラン
スピードを求めつつ切り返しなどを含む無酸性持久力テストを実施します。
7.有酸素性能力テスト
2.4km走、15分間走、Yo-Yo間欠的リカバリーテスト
距離をどれだけのタイムで走ることを評価するために行います。
トレーニング測定の順番
上記に記載しましたが、テスト順序がバラバラになると疲労もあるので正しい測定データを得ることができません。
測定をする上で順番を意識しないといけません。
また前回行った順序でやることでより信頼性が高まってきます。
測定について
本当にその測定が必要なのか?
トレーニング中に測定をすることは可能なのか?
その辺りも検討をする必要があります。
測定兼トレーニングでできるものはトレーニングセッションで完結できるのであれば、モニタリングでも使用可能になってきます。
トレーニングや練習日を潰してまで測定をするべきかよく検討をする必要があります。
お問い合わせ先
この時期だからこそ測定をしようと考えているであればご相談ください。
どんな測定をしてそこからプログラムの作成まで一貫して行います。
年間通して継続するからこそ意味があるのですが、オフ期間だけでは意味がありません。
効果をだすためには継続することが重要になってきます。