春霞
昨日は真夏のような一日であったが、今朝は一気に涼しくなった。
まだ、春の土用の期間で、引越疲れも出てきそうな気だるい感じがあるので、何事も無理をしないというスタンスで進めていこうと思う。
7室月乙女座である私において、未開封のダンボール箱を毎日目にするという状態はなかなかの試練の日々である。
家内から言わせると私の整理・整頓は次のことを考えていないといつも小言を言われる。私の内側の目の前を整理して綺麗にしたいという衝動は、本質的には私の5室蟹座金星の家の中の調和を保ち、居心地のいい状態にしたいという純粋さがあるかと思う。そこに月乙女座の要素が入ると、引越してもう何日か経過しているのにもかかわらず、まだ整理が進んでいないという焦りが生まれ、急いでダンボール箱を開けて、中のものを出して適当に収納して目に触れない状態にすれば満足するのである。家内が言う視点は的を得ており、次のことを考えて整理をしていないのである。月星座は7歳児と言われるが、無意識に行う作業はどうしても通常、大人が配慮する気配りが働いていないように思う。
そこに太陽、金星、水星等を働かせることで、学習して、意識すれば気配りできる状態になることはできるが、無意識で行うと7歳児になってしまうのである。
この月星座のモードになると蟹座火星に引火して感情的になりやすいので、そのような状態にならぬよう家内にもお互いに無理をして整理整頓はしないよう伝えた。感情的になれば、お互い疲労感がある中でさらにエネルギーが奪われるという負の連鎖になるので。
引越前も無理をせず、時間をかけてそれぞれの楽しみの時間も確保しながら作業を進めてきたことは振り返るととても効果的であった。
引越後も、お互いあせらず、ゆっくりと整理をしていくことで、お互いの精神状態も安定するのではと思う。
先週のマドモアゼル愛先生のメンバー向けの動画は惑星シリーズで金星であった。
金星は牡牛座と天秤座の支配星であるが、牡牛座の五感を通して豊かさ、芸術性、美しさを味わうという感覚、天秤座のまわりとの調和と安定というように水星と同様に金星にも2つの要素が存在していることはとても納得できた。
私は太陽と水星が牡牛座であり、牡牛座の支配星である金星が太陽と水星に
深層的に重なりあってエネルギーとして働きやすい。さらにネイタルチャートでの私のネイタル金星は5室蟹座にあり、3室の水星、11室山羊座土星と調停というアスペクトを形成していることで、金星の影響がとても強く影響していることを改めて認識させられた。
結婚してから自分の部屋を持てていなかったが、今回、はじめて自分だけの個室を持つことができ、自分の思うように収納したりレイアウトできるようになったということも大きな豊かさとなった。
タロットカードや741チューナーもすぐに使えるように台に置き、ホロスコープの本やタロットバイブルや歳時記、夢日記などもすぐに取り出せるようにした。階段の踊り場に3人の子の小さな頃の絵を額に入れて置いてみた。
今は亡き義理の母がきれいに額に入れておいてくれて、それが見事に活かされた。自分の部屋に行く毎に子供の絵に触れ、そこからエネルギーが与えられる。蟹座という家を象徴する部屋に5室という娯楽、楽しみを象徴する場所に金星が働いている。
金星の要素を意識していれば、結果として太陽意識につながるので月乙女座の働きが出てくることは少ないように思う。
段ボールが整理できるのはまだまだ先になりそうであるが、自分の家での楽しみ、身近な日常での楽しみを味っていくということを基本に暮らしていこうと思う。
壁際に未だ開けぬ箱春霞