【社会の闇】「お菓子を食べたことないんです」シンママの息子社員が。。。。
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それは、高田馬場の会社。勤務先でのことでした。
1990年代終わりの出来事。
社員が数人で社内に円陣組む感じで、お昼の雑談中に花が咲きます。
「昭和にあんなお菓子あったよね」という話題になったんですね。
それぞれが、仮面ライダースナックとか、ポッキーとか、ミナツネのあんずとか、いろんなお菓子の話を持ちだして。
「懐かしいよねー」「あれ、食ったな」と大いに盛り上がっていたとき。
すると、黙って下を向いていた一人の社員がボソっとつぶやきました。
「ぼく、お菓子を食べたことないんです」
これには、みんな驚いて、
「いやー、いくらなんでも、うまい棒とか、10円の駄菓子とかならあるよね?」と問いただします。
すると、彼は。
「ウチは貧乏な母子家庭で、アル中の父親も女作って黙って逃げたから、養育費もないし、全くお金がなくて、ご飯は一日一食。いつもお腹が空いていて、学校の給食だけしか食べれない日もあった。だから、お菓子なんて、30歳に近い今まで食べたことない。一週間に一度、母親が冷蔵庫で冷やしたバナナを食べるのが唯一の楽しみだった」
と、言うのです。
これには、誰一人、フォローのしようもなく、慰める言葉もなく、全員が黙り込んでしまい、それぞれの席に帰っていくしかありませんでした。
いわゆる、貧富の差。。。。。。
こんなことが現実にある。
彼だけでなく、このような話は、それ以降にもたくさん聞かされます。
それまでも、それ以降も、大卒社員からはこんな話は皆無。
やはり低学歴な社員からのみ、聞ける話→ココが重要箇所。
「貧富の差と、学歴には大いに、相関性」があるということなのです。
この類の話は、令和の今でもあるそうで、
「シングルマザー世帯の貧困率が、7割を超している」という現実に、目を背けるか、直視するかは、受け取り側次第なのかも知れません。
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