日本人の平均年収458万。中央値は400万以下半数😫「年収格差の3大原因」とは?
日本の平均年収「458万」実は半分が「400万」以下/収入格差の「3大原因」とは??
こんにちは😊今回は日本の平均年収と、「高収入・低収入職業」、また、むなぜ収入に格差が生じるのかを、さまざまなデータを基にして書いてみました。
日本の給与所得者の平均年収は458万円ですが、実際に458万円をもらっている人は半数以下です。
年収が400万円以下の人の割合は全体の**51.1%**です。これは、平均年収を引き上げている高額所得者の影響を受けているためです。
年収ごとの分布は、以下の表のようになっています。
| 給与階級 | 割合 |
| --- | --- |
| 100万円以下 | 7.8% |
| 100万円超200万円以下 | 12.7% |
| 200万円超300万円以下 | 14.1% |
| 300万円超400万円以下 | 16.5% | 中央値はココ
| 400万円超500万円以下 | 15.3% |
| 500万円超600万円以下 | 10.9% |
| 600万円超700万円以下 | 6.9% |
| 700万円超800万円以下 | 4.8% |
| 800万円超900万円以下 | 3.3% |
| 900万円超1000万円以下 | 2.2% |
| 1000万円超1500万円以下 | 4.0% |
| 1500万円超2000万円以下 | 0.8% |
| 2000万円超2500万円以下 | 0.3% |
| 2500万円超 | 0.3% |
以上が、日本の平均年収と年収ごとの分布に関する情報です。
平均年収の差は、さまざまな要因によって生じますが、主なものとしては以下のようなものが挙げられます。
✅収入格差の3大原因とは?
❶企業規模格差(大企業と中小零細企業)
資本装備率の差:資本装備率とは、1人あたりの資本の量のことです。資本装備率が高いほど、労働生産性が高くなり、賃金も高くなります。しかし、日本では企業規模別に資本装備率に大きな差があり、大企業は資本装備率が高く、零細企業は資本装備率が低い傾向にあります。これが、企業規模別の賃金格差の原因の一つです。
➋教育格差(大卒と非大卒)
教育の格差:教育の格差とは、教育の質や量によって生じる格差のことです。教育の格差は、世帯年収の差、地域の差、学歴の差などによって生じます。教育の格差があると、高い教育を受けた人は高収入な仕事に就きやすく、低い教育を受けた人は低収入な仕事にきやすくなります。これが、教育の格差が所得格差を生む最も大きな原因の一つです。
厚生労働省発表の賃金構造基本統計調査から算出された学歴別の年収・生涯年収データです。
中学卒・高校卒・高専短大卒・大学大学院卒の区分に分けた学歴別の収入状況を知ることができます。
学歴別平均年収の一覧です。
平均と言っても平均年齢が統一されていないため単純な比較はできませんが、大卒以上の年収の高さが目につきます。
中学卒の平均年齢が高いのは、少子化による世代間人口差と教育制度の充実で中卒者が減少しているためと予想されます。
※データ 「ユースフル労働統計-労働統計加工指標集-2017」より参照。
大学・大学院卒はそれ以外の学歴とでは、生涯年収で5000万円以上の差があり、優遇されているのが見てとれます。
このデータには退職金や定年退職後の賃金については加算されていませんが、それらの数字を加算すると更に学歴による格差は大きくなるでしょう。
※定年退職後の賃金も学歴順に高くなる傾向にある。
しかしながら、それ以外の学歴間ではそれほど大きな差があるわけではありません。
日本国民のほとんどが高校を卒業する事を考えれば、大卒以外ではそれほど学歴による格差は無いと言えるでしょう。
大学卒以上は20代から50代まで右肩上がりに収入は増加し、年齢を重ねる毎に他の学歴との差が拡がっていきます。
大学卒以外の学歴間では多少の差はありますが、それほど大きな格差は見られません。
男性・女性問わず、大学卒以上の学歴が群を抜いて優遇されている状況がグラフによって一目瞭然です。
結論としては
会社勤務として、安定した生活・高収入を目指すなら大学進学が望ましい。
ということが言えるでしょう。
❸雇用形態格差(正規社員と非正規社員)
正規雇用者と非正規雇用者の間に生じる格差のことです。非正規雇用者は、正規雇用者に比べて、賃金が低く、待遇が悪く、安定性が低いという特徴があります。日本では、労働派遣法の緩和によって、非正規雇用者が増加しました。これが、雇用形態の差が所得格差を生む原因の一つです。
以上が、平均年収の差が生じる主な理由です。他にも、年功序列や少子高齢化、税制の変化などが影響しています。平均年収の差を縮めるには、これらの要因に対して適切な政策を行う必要があります。
✅日本の所得格差は他国と比べてどうですか?
結果は次のとおりです。
日本の所得格差は、他の先進国と比べて中間的な水準です。
日本の所得格差は、税や社会保障によってある程度縮小されていますが、相対的貧困率は高く、OECD平均よりも3.3ポイント高い15.7%です。
日本の所得格差の原因としては、非正規雇用の増加、教育の格差、少子高齢化などが挙げられます。
以上が、日本の所得格差に関する情報です。 参考になれば幸いです。😊
✅高収入職業と低収入職業のランキング
高収入職業ランキング
| 職業名 | 平均年収 |
| 医師 | 1,340万円 |
| 航空機操縦士 | 1,100万円 |
| 大学教授 | 930万円 |
| 法務従事者 | 800万円 |
| 歯科医師 | 870万円 |
| 経営コンサルタント | 750万円 |
| ITエンジニア | 700万円 |
| 弁護士 | 690万円 |
| 薬剤師 | 660万円 |
| 会計士 | 650万円 |
低収入職業ランキング
| 職業名 | 平均年収 |
| 繊維製品製造従事者 | 228万円 |
| ビル・建設清掃員 | 231万円 |
| 農林漁業従事者 | 232万円 |
| クリーニング職 | 245万円 |
| タクシー運転手 | 247万円 |
| 飲食店従業員 | 250万円 |
| 警備員 | 252万円 |
| パート・アルバイト | 255万円 |
| 美容師 | 260万円 |
| 介護職 | 265万円 |
収入の違いができる理由については、さまざまな要因が考えられますが、代表的なものとして以下のようなものがあります。
資本主義経済の仕組み:市場の需要と供給のバランスによって、価値の高いサービスや商品を提供できる人や企業が高い収入を得られるようになっている。
教育の格差:高い教育水準を受けることができる人は、より高度な知識やスキルを身につけることができ、高収入な職業に就く機会が増える。逆に、教育の機会が限られる人は、低収入な職業にとどまる可能性が高くなる。
世代間の格差:高齢者は、若者に比べて年金や貯蓄などの収入源が少なく、また、健康や介護などの支出が増えるため、所得が低下する傾向にある。一方、若者は、高齢者のための社会保障費の負担や、就職難や非正規雇用の増加などによって、所得が上がりにくい状況にある。
地域間の格差:都市部と地方部では、産業構造や雇用環境、生活水準などに大きな差があり、それに伴って所得水準にも差が生じる。都市部では、高度なサービス産業や情報産業などが発展し、高収入な職業が多く存在する。地方部では、農林漁業や製造業などが主体で、低収入な職業が多く存在する。
税制の変化:所得税は、累進課税制という仕組みで、所得の高い人ほど税率が高くなるようになっている。これは、所得格差の緩和に寄与するはずだが、実際には、税率の緩和や優遇措置などによって、高所得者の税負担が軽減され、格差が拡大することもある。
以上のように、収入の違いは、多様な要素によって形成されています。収入の違いについて考えるときは、これらの要因を踏まえて、公平で合理的な判断をすることが大切です。
【最新版】職業別の年収ランキング!給料の高い・低い職業も ...
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✅日本の全職業・資格別年収ランキング
【職業ではなく企業】日本の全上場企業(約4000社)の年収ランキングが見たい方はこちら
1位 天皇陛下・皇族方 全体で約3億円
2位 プロ野球選手 4145万円
3位 中央競馬の騎手 4019万円
4位 内閣総理大臣 3671.4万円
5位 衆議院・参議院議長 3580万円
6位 会社役員 会長:3693万円 社長:3476万円
7位 サッカー選手・Jリーガー 3123万円
8位 プロゴルファー 男子:2931万円 女子:3497万円
9位 警察庁長官 約2350万円
10位 事務次官 2300万円
11位 日本銀行総裁 2278.6万円
12位 警視総監 約2200万円
13位 国会議員 2134万円
14位 美容整形外科医 2000万円程度
15位 航空機操縦士(パイロット) 1694万6100円
16位 大相撲の力士 横綱:4473万円以上 十両:1629万円以上
17位 競艇選手・ボートレーサー 約1600万円
18位 キャリア官僚 40代課長 約1200万円
19位 医師・医者 1169万2300円
20位 大学教授 1100万6200円
21位 NHK職員 1071万円
22位 競輪選手 男子:1022万円 女子:691万円
23位 大手広告代理店 1000万円以上
24位 外資系コンサルタント 1000万円~1500万円
25位 大学准教授 872万3600円
26位 記者 792万2200円
27位 不動産鑑定士 754万5900円
28位 プロ野球の審判 1軍:750万円以上 2軍:345万円以上
29位 日本銀行 730.8万円
30位 弁護士 728万5600円
31位 大学講師 718万9400円
32位 航空管制官 715万4064円
33位 食品衛生監視員 715万4064円
34位 国税専門官・税務署職員 710万8347円
35位 高等学校教員 709万3600円
36位 警察官 707万7448円
37位 一級建築士 702万8800円
38位 公認会計士 683万5500円
39位 税理士 683万5500円
40位 市議会議員 681万7393円
41位 自然科学系研究者 681万2500円
42位 小学校教師・中学校教師 673万724円
43位 国家公務員 673万円
44位 技術士 666万9300円
45位 法務省専門職員(法務教官・保護観察官・矯正心理専門職)663万624円
46位 海上保安官 663万8624円
47位 裁判所事務官 663万7125円
48位 労働基準監督官 663万7125円
49位 独立行政法人 662万円
50位 MR 661万円
50位以下は下記リンク先へどうぞ。
✅資本主義経済が所得格差を生む理由は?
資本主義経済が所得格差を生む理由は、主に以下の3つです。
資本収益率と経済成長率の差:資本収益率とは、資本(株式や不動産など)から得られる利益の割合のことです。経済成長率とは、国内総生産(GDP)が増加する割合のことです。資本主義経済では、資本収益率は経済成長率よりも高くなる傾向があります。つまり、資本を持っている人は、資本を持っていない人よりも、より多くの富を得ることができます。これが、資本家と労働者の間の所得格差を拡大する原因の一つです。
新自由主義の政策:新自由主義とは、市場の自由化や規制の緩和、税制の改革などを行う政策のことです。新自由主義は、1980年代以降、多くの資本主義国で採用されました。新自由主義の政策は、経済の効率性や競争力を高めることを目的としていますが、同時に、社会保障や教育などの公共サービスの削減や、所得再分配の減少などをもたらします。これが、低所得層や中間層の生活水準を低下させ、所得格差を拡大する原因の一つです。
教育の格差:教育の格差とは、教育の質や量によって生じる格差のことです。教育の格差は、世帯年収の差、地域の差、学歴の差などによって生じます。教育の格差があると、高い教育を受けた人は高収入な仕事に就きやすく、低い教育を受けた人は低収入な仕事に就きやすくなります。これが、教育の格差が所得格差を生む原因の一つです。
以上が、資本主義経済が所得格差を生む理由に関する情報です。
参考になれば幸いです。😊
✅低収入から高収入へ収入アップの方法は??
日本で高収入になる方法は、さまざまなものがありますが、代表的なものとしては以下のようなものがあります。大きく分けて以下の3つがあります。
❶転職する:
転職することで、自分のスキルや経験を高く評価してくれる企業に出会える可能性があります。また、転職市場では、高収入を目指しやすい業界や職種に挑戦するチャンスもあります。転職する際は、自分の強みや目標を明確にし、適切なエージェントに相談することが大切です。
➋資格を取得する:
資格を取得することで、自分の専門性や信頼性を高めることができます。また、資格によっては、業務独占資格や高収入を目指しやすい資格などがあります。資格を取得する際は、自分の興味や適性に合ったものを選び、効率的な勉強法を探すことが大切です。
■全求人の1割が、「自動車免許」必須。医療系、建築系の資格も需要多数。保有していると尚可の資格1位は「宅地建物取引主任者」です。
転職で役立つ資格ランキング
専門職系(医療)
1 薬剤師
2 普通自動車免許第一種
3 臨床検査技師
技術系(建築/土木)
1 普通自動車免許第一種
2 建築士一級
3 管工事施工管理技士1級
営業系
1 普通自動車免許第一種
2 MR(医薬情報担当者)
3 生命保険販売資格一般
販売・サービス系
1 普通自動車免許第一種
2 栄養士
3 旅行業務取扱管理者国内
専門職系(不動産/士業)
1 普通自動車免許第一種
2 宅地建物取引主任者
3 公認会計士
技術系(素材/化学)
1 普通自動車免許第一種
2 エネルギー管理士電気
3 電気主任技術者第1種
技術系(機械/電気)
1 普通自動車免許第一種
2 電気主任技術者第1種
3 自動車整備士1級
企画・管理系
1 普通自動車免許第一種
2 日商簿記検定2級
3 日商簿記検定3級
専門職系(金融)
1 普通自動車免許第一種
2 アクチュアリー
3 証券外務員一種
事務・アシスタント系
1 普通自動車免許第一種
2 日本損害保険協会 損害保険募集人試験
3 損害保険募集人初級資格
クリエイティブ系
1 普通自動車免許第一種
2 インテリアコーディネーター
3 建築士一級
技術系(IT/通信)
1 SAP R/3認定コンサルタント(ABAP)
2 普通自動車免許第一種
3 基本情報技術者試験
❸副業をする:
副業をすることで、本業以外の収入源を増やすことができます。また、副業を通じて、自分のスキルや知識を広げたり、新しい人脈を作ったりすることもできます。副業をする際は、本業とのバランスや税金のことを考え、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
以上が、日本で高収入になる方法に関する情報です。 参考になれば幸いです。😊
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