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証明
仕事帰り、近所のスーパーに寄ると、スーパーの一角に入っているマックから出てきた近所の学校の中学生2人と並走して歩く感じになり、その子達の会話が聞こえてきた。
それぞれ好きな娘がいるようで一方的に話している子は好きな娘と違うクラスになり、話しかけられている方は好きな娘と同じクラスになったらしい。
それが羨ましいと、一方的に話している子が言っていた。
こんな学校近くの誰が聞いてるか分からないとこで、その手のことをデカい声で話しちゃダメだろうと思ったけど、そんなの構ってられないくらいショックなんだろう。
気持ちは分かる。
好きな娘と同じクラスになれるかなれないかが人生の全てだった時が僕にもあった。
この子達にとって、今がその時らしい。
今の子って、スマホがあるから学校が休みでも友達や気になる子に連絡を取りやすいけど、連絡が取りやすいのと実際に連絡が取れるのは別の話。
好きな人・気になる人の連絡先を知ってるからって簡単に連絡できないのは大人も同じだし思春期なら、なおさら簡単には連絡できないだろう。
声デカいし、もうちょい端を歩けよと、イラっとさせられる面もあるけど、まだまだ子供だなと、その子達が可愛く見えた。
同時に中学生の行動を見て可愛いと思ってしまう発想がおじさんの考えだなと、思ってしまった。
年が近ければ、“ それ分かる ”って、発想が先に来るだろうから。
でも、ここで素直に年を取ったことを認めてしまうと、誰に対してか分からないけど負けな気がする。
若さの証明に連休はなにかナウでヤングなことをしよう。
そう思って最初に浮かんだのがタピオカな時点で結果は見えてる気がするけど、とりあえず何かしらあがいてみよう。
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