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トトロと見方

今更だけど、金曜ロードショーで「となりのトトロ」を観た。
どれだけ観たろう。何十回観たか覚えてない。

物語の中でトウモロコシ畑に入るシーンのちょっと前に日記帳が映った。
映ったのは数秒だったが気温の欄に29度と書かれていた。

作中は真夏なのに30度いかないのかと思った。
以前、明治10年前後の8月中頃の気温の記録を見たが28度とあった。
遡って、江戸時代はもっと涼しかったらしい。

江戸時代は小氷河期だったらしく夏は今より遥かに涼しかったようだ。
同じ時期、イギリス・ロンドンを流れるテムズ川は7月に凍った記録があるらしい。
江戸時代と言っても約260年あるので、どのあたりかまでは覚えてないけど。

着物文化が発達したのは気温も要因の一つなんだろう。

話をトトロに。
あの作品の正確な時代設定は分からないけど、昭和34年以前だろうと勝手に思っている。
理由は、引っ越しの荷物にテレビが無かったから。

以前、日本のテレビ普及率を調べたことがあり昭和34年に現在の上皇様のご成婚パレードをテレビで見るために日本の家庭に一気にテレビが普及したとあった。

昭和33年より前のテレビ普及率は30%いくかいかないか。
なのでトトロはそれより前と勝手に断定している。

何十回と観ていると、

『今まで気付かなかったことにどこまで気付けるか』

というストーリーじゃない部分に目がいきやすい。
間違い探しに近い感覚なのかも。

邪道な見方だと思うけど、そういう風に見てもトトロは面白い。
というオチも何もない話。

ジュースが飲みたいです('ω')ノ