その46 指導案検討会…(644文字)
1 はじめに
国語(説明文)の研究授業に向けて、指導案検討会なるものがありました…とさ…。
2 あるT(先生)
「この授業で、資料を読み取る場を設定しているけど『社会の授業なら』いいと思うんですけど…。」
→ 子どもを教科の枠に、はめることが本当に必要ですか?
→ 目の前にある教材が、国語的なのか、社会的なのか、算数的なのか、ということは、一人一人の子どもの学びに委ねられる部分があってはいけませんか?
国語の時間に、社会的学びを得ることはいけないことですか?
3 あるT
「要旨を捉えるのが、この単元の目標でしょ!」
→ 目標だけに必ずしも縛られないといけませんか?
目標は、あくまで目標で、その目標を達成できなかった子ども、目標とは違う学びを得た子どもの姿を、先生は、どのように見取りますか?
4 あるT
「筆者が、写真(絵)を入れずに、本文だけにしている意図があるんです。」
→目の前にいる子ども達の発達段階を、どのように捉えていますか?
同一年齢で同一学級にいる子ども達すべてのことを考えてますか?
目の前にいるすべての子どもが、学べることを考えると、筆者の意図だけでいいんでしょうか?
5 おわりに
指導案検討会のあり方が問われているように思います。
同時に、教材研究会、教材分析会を大事にしたいなとも思います。
また、教師の意識改革が必要だと思います。
そして、組織改革も必要だと思います。
さらに、組織性への意識化も必要だと思いました。
いつも、お読みいただき、ありがとうございます。