韓国語を勉強しようと思う。
最近わたしのなかで、本格的に韓国語を勉強したいという気持ちが強くなっている。
大前提として、わたしは語学が得意ではない。でも外国語が堪能なひとへの憧れはたぶん人一倍強くて、いつか機会があったら勉強しようと思っている言語はたくさんある。
わたしが語学が得意ではない理由はいくつかある。まず、こつこつ勉強することが得意ではない、というか好きじゃない。それから記憶力がとても悪い。極めつけに、ひとと話すのが苦手だ。いまは必要に駆られて語学学校の会話のクラスに通っているが、ことに会話においては、外国語学習って本当にコミュニケーション能力が問われるんだなということをひしひしと感じている。
わたしは外国語大学に通っていたので、学生時代には周りと自分を比べて、引け目を感じることも多かった。帰国子女でバイリンガルなんて子はたくさんいたし、外国語大学を志す人は多かれ少なかれ語学に強い。そんななかで、そもそも語学は得意じゃないし、それ以前に大学も休みがちだったわたしは、専攻語として学んでいたフランス語も、単純に興味から取ったドイツ語も、ちょっとあんまりなくらい上達しなかった。
それでもわたしが外国語を勉強したいと思う大きな理由は、新たな言語を習得すれば、それだけ読める本が増えるからだ。もちろん映画や音楽なんかも、日本語に訳されていなくても理解できるようになる。だからわたしがしたい勉強は、コミュニケーションを目的としたものではない。単なる自己満足で、完全に自分のためだけのものだ。
そんなわけだから、韓国語が勉強したいと思ったきっかけも、推し活だった。2021年の春、わたしは何の前触れもなく突然BTSにどはまりした。先にハマった母が買ったライブのBlu-rayをなんとなく一緒に観始めて、2時間後にはもうファンになっていた。そうは言ってもファンクラブに入っているわけでもないし、これまでのライブや出演番組を網羅しているわけでもないし、おこがましくてARMYとは名乗っていない。けれど、これはもう立派に推していると言って差し支えないと思う。
そしてBTSの出演するライブやバラエティ番組、YouTubeを見ているうちに、字幕がなくても彼らが話していることが分かるようになりたいという気持ちがむくむくと湧いてきた。同じような理由で韓国語の勉強を始めたARMYは世界中に何万人もいると思う。実際ネット上にはファンが自分で翻訳したと思しき字幕の付いたBTS関連の動画があふれているし、BTSの公式TwitterやInstagramに新規投稿があると、その内容を様々な言語に翻訳したリプライがつく。それでもやっぱり、自分の力で理解したいという野望はなくならない。
そういうわけで、三日坊主が極まりすぎて二日坊主の名をほしいままにしているわたしは、note上で宣言をしておくことにした。
韓国語の勉強も、一度はちゃんとNHKラジオ講座を聴いて、ハングルがほぼほぼ読めるくらいにはなったのだ。でもただ文字が読めるだけでけっこう満足してしまい、文法も語彙もからっきし身につかないまま、なんとなく遠のいてしまった。でもいま改めて韓国語を勉強する上では、文字が読めるというのは少なからずアドバンテージになると思うし、一度投げ出したことにもう一度取り組むというのも、自分で自分をほめてあげたいくらいだ。
具体的にどうやって勉強するかはいまのところ考え中だが、とりあえず東京外国語大学言語モジュールを活用しようと思う。それとできればNHK出版の『これならわかる韓国語文法』を近いうちに購入したい。手元には日本を出る前に買った韓国語の単語帳もあるので、それでこつこつ語彙を身につけるのもいいだろう。ネトフリで韓国ドラマを観たり、YouTubeでBTSの動画を見たりするのも、耳を慣らす意味ではある程度効果があるとは思う。もしかしたらなにか検定を取るのも、目標としてはいいかもしれない。
これからどれくらい韓国語ができるようになったのか、ときどきご報告するかもしれません。もしおすすめの勉強法、参考書などがあればぜひコメントで教えてください。
美甘の韓国語力の向上に、乞うご期待!!